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広辞苑の検索結果 (5)

や‐はず【矢筈】🔗🔉

や‐はず矢筈】 ①矢の上端の、弓の弦を受ける部分。箆の先端を直接その形に削る筩筈よはずのほか、竹・角・木・金属・水晶などで作って差した継筈つぎはずもある。はず。義経記4「壇浦にて互に先駆け争ひて、―を取り給ひし」→矢1(図)。 ②矢筈のような形をした文様。 ③紋所の名。矢筈の形を描いたもの。並び矢筈・違い矢筈・矢筈車など。 矢筈 ④棒の先に叉またのある、掛物を掛ける具。 ⑤真綿を引き延ばして糸を撚る道具。傾城禁短気「―にかけて真綿ひかせ」 ⇒やはず‐えんどう【矢筈豌豆】 ⇒やはず‐そう【矢筈草】 ⇒やはず‐つみ【矢筈積】 ⇒やはず‐もち【矢筈餅】

やはず‐えんどう【矢筈豌豆】‥ヱン‥🔗🔉

やはず‐えんどう矢筈豌豆‥ヱン‥ カラスノエンドウの別称。 ⇒や‐はず【矢筈】

やはず‐そう【矢筈草】‥サウ🔗🔉

やはず‐そう矢筈草‥サウ マメ科の一年草。高さ10センチメートル前後。葉は小型で長楕円形3枚の小葉から成り、支脈が明瞭で、小葉の先をつまんで引くと矢筈状に切れる。夏、紫紅色の小蝶形花を葉のつけ根に開く。路傍・原野などに群生し、牧草に適する。 ⇒や‐はず【矢筈】

やはず‐つみ【矢筈積】🔗🔉

やはず‐つみ矢筈積】 石積みの一方法。石材の対角線を垂直に落とし込むように積むもの。 ⇒や‐はず【矢筈】

やはず‐もち【矢筈餅】🔗🔉

やはず‐もち矢筈餅】 具足開きに用いる矢筈状の餅。 ⇒や‐はず【矢筈】

大辞林の検索結果 (7)

や-はず【矢筈】🔗🔉

や-はず [0] 【矢筈】 (1)矢の一端の弦にかける部分。 (2)文様の一。{(1)}をかたどったもの。 (3)掛軸をかける道具。先端が二股になった細い竹の棒。 矢筈(2) [図]

やはず=をと・る🔗🔉

――をと・る 矢を弓につがえて射る構えを取る。

やはず-えんどう【矢筈豌豆】🔗🔉

やはず-えんどうン― [4] 【矢筈豌豆】 カラスノエンドウの別名。

やはず-そう【矢筈草】🔗🔉

やはず-そう ―サウ [0] 【矢筈草】 マメ科の一年草。日当たりのよい道端に多い。茎はよく分枝して高さ約20センチメートルになる。葉は三出複葉。小葉は広卵形で,先を引っ張ると側脈に沿って切れ矢筈形となる。夏から秋,帯紅紫色の小花をつける。

やはず-はぎ【矢筈矧】🔗🔉

やはず-はぎ [0] 【矢筈矧】 板の接ぎ合わせ方の一。矢筈形に切った材どうしをはぐもの。

やはず-もち【矢筈餅】🔗🔉

やはず-もち [3] 【矢筈餅】 具足の祝いに用いた矢筈の形にした餅。

やはず【矢筈】(和英)🔗🔉

やはず【矢筈】 the nock (of an arrow).→英和

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