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あこめ【衵・袙】🔗🔉

あこめ [0] 【衵・袙】 〔「間籠(アイコメ)」の転か〕 (1)中古の,男子の中着。束帯のときは下襲(シタガサネ)と単(ヒトエ)の間,衣冠のときは袍(ホウ)と単の間に着た。通常は腰丈で袴(ハカマ)の中に入れて着た。直衣(ノウシ)では,下着の衣をいい,出衵(イダシアコメ)とした。 (2)中古,女子の中着。表着(ウワギ)と単の間に何枚も重ねて着た。また,女童が着た袿(ウチキ)の小形のもの。汗衫(カザミ)の下に着たが,のちには表着とした。 衵(1) [図]

あこめ-おうぎ【衵扇】🔗🔉

あこめ-おうぎ ―アフギ [4] 【衵扇】 「檜扇(ヒオウギ){(2)}」に同じ。

あこめ-ぎぬ【衵衣】🔗🔉

あこめ-ぎぬ 【衵衣】 「あこめ{(1)}」に同じ。[和名抄]

あこめ-すがた【衵姿】🔗🔉

あこめ-すがた 【衵姿】 少女の,汗衫(カザミ)も着ないで,衵だけを着ている姿。「わらはべなど,をかしき―うちとけて/源氏(野分)」

あこめ-ばかま【衵袴】🔗🔉

あこめ-ばかま 【衵袴】 女性が衵を着るときに着ける袴。

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