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ける【蹴る】🔗⭐🔉
ける 【蹴る】 (動カ下一)
〔中古以降の語〕
「ける(蹴)」(動ラ五[四])に同じ。「只今の太政大臣の尻は〈ける〉とも,此の殿の牛飼にも触れてむや/落窪 2」「雲林院にて鞠を〈け〉られけるに/著聞 6」「まりこ川〈けれ〉ばぞ浪はあがりけり/去来抄」
〔「蹴る」の意の語には,古く「くう(ワ行下二段)」「くゑる(ワ行下一段)」「くゆ(ヤ行下二段)」「こゆ(ヤ行下二段)」などが見られる〕
け・る【蹴る】🔗⭐🔉
け・る [1] 【蹴る】 (動ラ五[四])
〔下一段動詞「ける(蹴)」の四段化。近世江戸語以降の語〕
(1)足の先で強く突いて,物を遠くへやる。また,はねとばす。「馬に―・られる」「ボールを―・る」
(2)(地面を)強く踏む。「大地を―・って進む」
(3)(「席をける」の形で)荒々しくその場を去る。「憤然として席を―・って立つ」
(4)相手の要求・申し入れ・提案などを強く拒絶する。はねつける。「先方の要求を―・る」「そのおのれが根性をなぜ―・らぬ/浄瑠璃・紙屋治兵衛」
〔もと下一段活用であったので,「けたおす(蹴倒す)」「けちらす(蹴散らす)」など複合語には「け…」という形もあり,命令形には「けれ」と並んで「けろ」も使われることがある〕
[可能] けれる
[慣用] 踏んだり蹴ったり
ける【蹴る】(和英)🔗⭐🔉
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