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じ-もく【除目】🔗⭐🔉
じ-もく ヂ― [1] 【除目】
〔「除」は任命する,「目」は目録に記す意〕
平安時代以降,大臣以外の官を任ずる儀式。定例春秋二回。春は外官(地方官)を任命するので県召(アガタメシ)の除目,秋は大臣以外の京官を任命するので司召(ツカサメシ)の除目という。このほか,臨時除目・坊官除目・女官除目などがあった。除書(ジヨシヨ)。
じょ【除】🔗⭐🔉
じょ ヂヨ [1] 【除】
割ること。わり算。
じょ-がい【除外】🔗⭐🔉
じょ-がい ヂヨグワイ [0] 【除外】 (名)スル
ある枠の中に入れないこと。区別してのぞくこと。「特殊なケースとして―する」
じょがい-れい【除外例】🔗⭐🔉
じょがい-れい ヂヨグワイ― [2] 【除外例】
原則にあてはまらない例。特例。
じょ-かく【除角】🔗⭐🔉
じょ-かく ヂヨ― [0] 【除角】
牛などの角をとってしまうこと。
じょ-かん【除官】🔗⭐🔉
じょ-かん ヂヨクワン [0] 【除官】
もとの官位をやめて,新しい官位に就けること。
じょ-かんさ【除感作】🔗⭐🔉
じょ-かんさ ヂヨ― [2] 【除感作】
「脱感作(ダツカンサ)」に同じ。
じょ-き【除棄】🔗⭐🔉
じょ-き ヂヨ― [1] 【除棄】 (名)スル
取り除いてすてること。
じょ-きゃく【除却】🔗⭐🔉
じょ-きゃく ヂヨ― [0] 【除却】 (名)スル
とりのぞくこと。「其―したる脚色(シクミ)に代ふべき清絶高雅の脚色/小説神髄(逍遥)」
じょ-きょ【除去】🔗⭐🔉
じょ-きょ ヂヨ― [1] 【除去】 (名)スル
とりのぞくこと。「障害を―する」
じょ-きん【除菌】🔗⭐🔉
じょ-きん ヂヨ― [0] 【除菌】 (名)スル
有害な菌を取り除くこと。
じょけい-にち【除刑日】🔗⭐🔉
じょけい-にち ヂヨケイ― 【除刑日】
江戸時代,祝祭日・将軍の忌日など,死刑を執行しないことに定めた日。除日。
じょけん-はんけつ【除権判決】🔗⭐🔉
じょけん-はんけつ ヂヨケン― [4] 【除権判決】
〔法〕 有価証券を喪失した者を救済するために,申立人の利益になるように権利関係を消滅または変更する判決。例えば,紛失した株券の無効を宣言する判決など。
→公示催告
じょ-ごう【除号】🔗⭐🔉
じょ-ごう ヂヨガウ [0] 【除号】
割り算の記号。「÷」の符号。
じょこう-えき【除光液】🔗⭐🔉
じょこう-えき ヂヨクワウ― [2] 【除光液】
マニキュア・ペディキュアを取り除く溶剤。除去液。エナメル-リムーバー。
じょ-さいどう【除細動】🔗⭐🔉
じょ-さいどう ヂヨ― [2] 【除細動】
心臓に強い電流を瞬間的に流して,心房細動や心室細動を抑え,規則正しいリズムに戻すこと。不整脈の治療などに用いる。「―装置」
じょ-しつ【除湿】🔗⭐🔉
じょ-しつ ヂヨ― [0] 【除湿】 (名)スル
室内の湿気を取り除くこと。「―機」「書庫の中を―する」
じょ-しゃく【除籍】🔗⭐🔉
じょ-しゃく ヂヨ― 【除籍】
⇒じょせき(除籍)
じょ-しゅう【除臭】🔗⭐🔉
じょ-しゅう ヂヨシウ [0] 【除臭】
「消臭(シヨウシユウ)」に同じ。「―剤」
じょ-すう【除数】🔗⭐🔉
じょ-すう ヂヨ― [2] 【除数】
割り算で,割る方の数。
÷
の
。



じょ・する【除する】🔗⭐🔉
じょ・する ヂヨ― [2] 【除する】 (動サ変)[文]サ変 ぢよ・す
(1)割り算をする。
⇔乗ずる
(2)とりのぞく。「障害を―・する」
(3)もとの官職を解いて,新しい官職に任ずる。「新たに―・する者には特に引見して/日本開化小史(卯吉)」
じょ-せき【除夕】🔗⭐🔉
じょ-せき ヂヨ― [0][1] 【除夕】
おおみそかの夜。除夜(ジヨヤ)。
じょ-せき【除斥】🔗⭐🔉
じょ-せき ヂヨ― [0] 【除斥】 (名)スル
〔法〕
(1)裁判の公正を期するため,事件の当事者またはその事件と特殊な関係にある裁判官・裁判所書記官などをその事件の担当から除くこと。
→忌避
(2)法人などの清算の場合に,期間内に届け出・申し出をしない債権者を弁済・配当から除外すること。
じょせき-きかん【除斥期間】🔗⭐🔉
じょせき-きかん ヂヨ― [5][4] 【除斥期間】
特定の権利について法律が認める存続期間。その期間の経過により権利は消滅する。
じょ-せき【除籍】🔗⭐🔉
じょ-せき ヂヨ― [0] 【除籍】 (名)スル
(1)名簿や戸籍からその人の名を除くこと。「死亡により―する」「―謄本」
(2)平安時代,殿上の間から日給の簡(フダ)を除いて,殿上人の身分をとり上げたこと。じょしゃく。
じょせき-ぼ【除籍簿】🔗⭐🔉
じょせき-ぼ ヂヨ― [3] 【除籍簿】
戸籍から全員が除かれたのち,その戸籍を戸籍簿から除いて別につづった帳簿。
じょ-せつ【除雪】🔗⭐🔉
じょ-せつ ヂヨ― [0] 【除雪】 (名)スル
降り積もった雪を取り除くこと。「道路を―する」
じょせつ-しゃ【除雪車】🔗⭐🔉
じょせつ-しゃ ヂヨ― [3][2] 【除雪車】
鉄道線路や道路上の雪を取り除く装置をもった車両。ラッセル式・ロータリー式・掻き寄せ式などがある。雪掻き車。[季]冬。
じょ-せん【除染】🔗⭐🔉
じょ-せん [0] 【除染】 (名)スル
放射性物質で汚染された衣服・機器・施設から,汚染を除去すること。
じょ-そう【除草】🔗⭐🔉
じょ-そう ヂヨサウ [0] 【除草】 (名)スル
雑草を抜き取ること。「一週間ごとに―する」
じょそう-ざい【除草剤】🔗⭐🔉
じょそう-ざい ヂヨサウ― [2] 【除草剤】
農薬の用途による分類の一。雑草を駆除するもの。法律上,非農耕地用の除草剤の場合は,農薬と区別される。
じょ-そう【除喪】🔗⭐🔉
じょ-そう ヂヨサウ [0] 【除喪】
服喪を終わること。除服。じょも。
じょ-そう【除霜】🔗⭐🔉
じょ-そう ヂヨサウ [0] 【除霜】 (名)スル
(1)電気冷蔵庫の霜取り。
(2)農作物の霜害(ソウガイ)を防ぐこと。
じょ-ぞく【除族】🔗⭐🔉
じょ-ぞく ヂヨ― [1][0] 【除族】
華族・士族の身分をとり上げ,平民とすること。
じょ-ち【除地】🔗⭐🔉
じょ-ち ヂヨ― [1] 【除地】
(1)江戸時代,年貢諸役を免除された土地。社寺の境内や無年貢証文のある田畑・屋敷など。よけち。のぞきち。
(2)国有林の旧土地区分の一。林地以外の土地で,苗畑・林道などの付帯地や,貸地,雑地をさした。1991年(平成3)の経営規程改正で整理された。
じょ-ちゅう【除虫】🔗⭐🔉
じょ-ちゅう ヂヨ― [0] 【除虫】 (名)スル
害虫を駆除すること。駆虫。
じょちゅう-ぎく【除虫菊】🔗⭐🔉
じょちゅう-ぎく ヂヨ― [2] 【除虫菊】
キク科の多年草。バルカン半島原産。日本には明治初年に渡来し,全国で栽培された。高さ約50センチメートル。葉は卵形で羽状に深裂する。初夏,径約3センチメートルの白色の頭花をつける。全草,特に頭花に殺虫成分のピレトリンを含み,蚊取り線香や殺虫剤の原料とする。蚤(ノミ)取り菊。シロムシヨケギク。[季]夏。
じょ-ばつ【除伐】🔗⭐🔉
じょ-ばつ ヂヨ― [0] 【除伐】
幼齢林の手入れの一。育成しようとする樹木以外の木を切りのぞくこと。
じょひ-の-り【除比の理】🔗⭐🔉
じょひ-の-り ヂヨヒ― 【除比の理】
:
=
:
ならば(
−
):
=(
−
):
であるということ。










じょ-ぶく【除服】🔗⭐🔉
じょ-ぶく ヂヨ― [0] 【除服】
〔「じょふく」とも〕
服喪の期間が終わり,喪服をぬぐこと。また,喪が明けること。
じょ-まく【除幕】🔗⭐🔉
じょ-まく ヂヨ― [0] 【除幕】 (名)スル
銅像・記念碑などの完成を祝い,おおってある布を取り払って関係者に披露すること。「―式」
じょ-めい【除名】🔗⭐🔉
じょ-めい ヂヨ― [0] 【除名】 (名)スル
組織体において,特定の構成員についてその構成員たる資格を奪うこと。「党則違反で党から―する」
じょ-めつ【除滅】🔗⭐🔉
じょ-めつ ヂヨ― [0] 【除滅】 (名)スル
除きほろぼすこと。根だやしにすること。「其病根の存する所を知るを得ば我は之を―するを得ん/求安録(鑑三)」
じょ-めん【除免】🔗⭐🔉
じょ-めん ヂヨ― [0] 【除免】
(1)「免除」に同じ。
(2)古代,有位の人に限って科した免官・除名の総称。
じょ-もう【除毛】🔗⭐🔉
じょ-もう ヂヨ― [0] 【除毛】 (名)スル
毛をとりのぞくこと。脱毛。
じょもう-ざい【除毛剤】🔗⭐🔉
じょもう-ざい ヂヨ― [2] 【除毛剤】
⇒脱毛剤(ダツモウザイ)
じょ-や【除夜】🔗⭐🔉
じょ-や ヂヨ― [1] 【除夜】
一年の最終日の夜。大晦日(オオミソカ)の夜。[季]冬。
じょや-の-かね【除夜の鐘】🔗⭐🔉
じょや-の-かね ヂヨ― 【除夜の鐘】
大晦日の午後一二時頃から元旦にかけて,仏教寺院で打ち鳴らす鐘。百八煩悩(ボンノウ)を除く意味をこめて一〇八回つき鳴らす。百八の鐘。[季]冬。
じょ-ゆう【除雄】🔗⭐🔉
じょ-ゆう ヂヨ― [0] 【除雄】
自家受粉を防ぐために花のおしべを取り除くこと。品種改良を目的として行われる。
のけ-がね【除け金】🔗⭐🔉
のけ-がね 【除け金】
必要になる事の起きたときのために,あらかじめ取りのけてしまっておいた金。「―にて年にも似合ぬ扇屋の太夫を請出て/浮世草子・新永代蔵」
のけ-もの【除け物】🔗⭐🔉
のけ-もの [0] 【除け物】
取りのけて置くもの。取り除いたもの。「其一枚は―数には入れまい/門三味線(緑雨)」
のけ-もの【除け者】🔗⭐🔉
のけ-もの [0] 【除け者】
仲間に入れない者。仲間からはずした者。仲間はずれ。「―にする」「―扱い」
の・ける【退ける・除ける】🔗⭐🔉
の・ける [0] 【退ける・除ける】 (動カ下一)[文]カ下二 の・く
(1)現在の位置から去らせる。どける。《退》「押し―・ける」「それがしを―・けうよりもそちがのけ/狂言・牛馬」
(2)物をよそへ移す。どける。《除》「石を―・ける」
(3)除外する。取りのぞく。《除》「虫の食った豆は―・けておく」「部屋代と食費を―・けると,手もとにいくらも残らない」「取り―・ける」
(4)(補助動詞)
動詞の連用形に「て」の付いた形に付く。(ア)(困難なことを)みごとにしとげる,しおおせる意を表す。「困難な仕事をみごとにやって―・けた」(イ)(やりにくいことを)あえてする,思いきってしてしまう意を表す。「思ったままを平気で言って―・ける」
〔「のく」に対する他動詞〕
のぞき-だか【除き高】🔗⭐🔉
のぞき-だか 【除き高】
江戸時代,村高のうち年貢あるいは諸役を免除されている高。
のぞく【除】🔗⭐🔉
のぞく [0] 【除】
暦注の十二直の一。煤(スス)払い・祭礼などに吉,結婚・移転などに凶という日。
のぞ・く【除く】🔗⭐🔉
のぞ・く [0] 【除く】 (動カ五[四])
(1)取り去る。取ってすてる。除去する。「活性炭で水の臭気を―・く」「芝生の雑草を―・く」「患者の不安を―・く」「殿上―・かれたりし次の年の春/隆信集」
(2)あるものの範囲に加えない。同類からはずす。除外する。「沖縄を―・く各地に雪が降った」「出張中の一人を―・いて全員集まった」
(3)じゃまな人などを殺す。「君側の奸(カン)を―・く」
[可能] のぞける
のぞこ・る【除こる】🔗⭐🔉
のぞこ・る 【除こる】 (動ラ四)
とりのけられてなくなる。除かれる。「障り―・り,罪消えて/沙石 2」
よけ【避け・除け】🔗⭐🔉
よけ [2][0] 【避け・除け】
よけること。また,よけるためのもの。多く他の語の下に付いて複合語として用いる。「日―」「災難―」「泥―」「魔―」
よ・ける【避ける・除ける】🔗⭐🔉
よ・ける [2] 【避ける・除ける】 (動カ下一)[文]カ下二 よ・く
〔「よこ(横)」と同源〕
(1)出会わないように自分の位置を変える。「犬を―・けて通る」「自動車を危く―・けた」
(2)被害に遭わないように前もって防ぐ。「霜を―・けるために菊におおいをする」「水ヲ―・クル/日葡」
(3)一部分だけを別にする。のける。「不良品を―・ける」
→よく(避)
じょがい【除外】(和英)🔗⭐🔉
じょきょ【除去】(和英)🔗⭐🔉
じょしつ【除湿する】(和英)🔗⭐🔉
じょしつ【除湿する】
dehumidify.→英和
‖除湿器 a dehumidifier.
じょすう【除数】(和英)🔗⭐🔉
じょすう【除数】
《数》a divisor.→英和
じょせつ【除雪する】(和英)🔗⭐🔉
じょせつ【除雪する】
remove[clear away]the snow.→英和
‖除雪機関車 a snowplow.除雪作業 snow-removing work.
じょそう【除草】(和英)🔗⭐🔉
じょそう【除草】
weeding.〜する weed.→英和
‖除草剤 a herbicide.
じょたい【除隊になる】(和英)🔗⭐🔉
じょたい【除隊になる】
be discharged from military service.〜兵 a discharged soldier.
じょちゅうぎく【除虫菊】(和英)🔗⭐🔉
じょちゅうぎく【除虫菊】
a pyrethrum.→英和
じょほう【除法】(和英)🔗⭐🔉
じょほう【除法】
《数》division.→英和
じょまく【除幕】(和英)🔗⭐🔉
じょめい【除名】(和英)🔗⭐🔉
じょめい【除名】
(an) expulsion.→英和
〜する dismissfrom membership;expel.→英和
〜される be dismissed[expelled].
じょや【除夜】(和英)🔗⭐🔉
じょや【除夜】
New Year's Eve.除夜の鐘 the watch-night bell.
のける【除ける】(和英)🔗⭐🔉
のける【除ける】
⇒除(のぞ)く.
のぞく【除く】(和英)🔗⭐🔉
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