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つき【月】🔗⭐🔉
つき【月】
地球の衛星。赤道半径は一七三八キロ、質量は地球の約八一分の一。恒星を基準とすると地球の周りを周期約二七・三日(恒星月)で公転する。自転と公転の周期が等しいので、常に一定の半面だけを地球に向けている。太陽の光を受けて輝き、太陽と地球に対する位置によって見かけの形が変化し、新月(朔(さく))・上弦・満月(望(ぼう))・下弦の現象を繰り返す。この周期が朔望月(げつ)で、約二九・五日。昔から人々に親しまれ、詩歌・伝説の素材とされる。太陰。月輪。《季 秋》「―ぞしるべこなたへいらせ旅の宿/芭蕉」
他の惑星の衛星。「土星の―」
月の光。月光。つきかげ。「―がさし込む」「―の明るい晩」
暦で、一年を一二に分けた一。太陽暦では、「大の月」を三一日、「小の月」を三〇日、ただし二月だけ平年は二八日、閏年(うるうどし)は二九日とする。
一か月。「―に一度の会議」
約一〇か月の妊娠期間。「―満ちて玉のような子を産む」
紋所の名。
の形を図案化したもの。
月のもの。月経。「汝(な)が着(け)せる襲(おすひ)の裾に―立ちにけり」〈記・中・歌謡〉














大辞泉 ページ 10029 での【月】単語。