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つ・める【詰める】🔗🔉

つ・める【詰める】 [動マ下一]つ・む[マ下二]容器などに物を入れていっぱいにする。ぎっしり入れてすきまがないようにする。「衣装を―・めた鞄(かばん)」「料理を重箱に―・める」穴やすきまに物を入れてふさぐ。「虫歯を―・める」長さを短くする。寸法や間隔を縮める。「着物の丈(たけ)を―・める」「細かい字で―・めて書く」「席を―・めて座る」節約する。きりつめる。「生活費を―・める」「経費を―・める」最後の所まで行く。「沢筋を―・める」十分に検討し尽くして物事の決着がつくようにする。煮つめる。「話を―・める」「議論を―・める」将棋などで、王将の逃げ場がないようにする。「王手王手で敵玉を―・める」たゆまずその事を続けてする。かかりきりになる。「―・めて仕事をする」「根(こん)を―・める」(「息をつめる」の形で)呼吸を止める。「息を―・めて成り行きを見守る」(「指をつめる」の形で)謝罪などの意志を表すために指を切り落とす。関西地方では、ドアなどに指をはさむことをいう。「指を―・めてわびを入れる」決まった場所に出向き、用事に備えて待機する。出仕して控えている。「首相官邸に―・める」「持ち場に―・める」(動詞の連用形に付いて)身動きできないような状況に追いこむ。行きづまらせる。「問い―・める」「追い―・める」最後・限度まで…する。また、休みなく続けて…する。「のぼり―・める」「通い―・める」一面に…する。「敷き―・める」「タイルを張り―・める」 [下接句]息を詰める・石で手を詰める・根(こん)を詰める・道理を詰める・指を詰める

大辞泉 ページ 10179 での詰める単語。