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てこ‐まい【手古舞】‐まひ🔗🔉

てこ‐まい【手古舞】‐まひ 《「梃子前(てこまえ)」からという》江戸の祭礼で余興に行われた舞。のち舞は絶え、特殊な男装をした女性が、男髷(おとこまげ)に片肌ぬぎで腹掛け・たっつけ袴(ばかま)・脚絆(きやはん)などをつけ、紺たび・わらじをはき、花笠を背に掛け、鉄棒(かなぼう)を引き、牡丹(ぼたん)を描いた黒骨の扇を持ってあおぎながら木遣(きや)りなどを歌って、山車(だし)や神輿(みこし)の前を練り歩くもの。もとは氏子の娘たち、のちには芸妓などが扮(ふん)した。

大辞泉 ページ 10341 での手古舞単語。