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い‐なり【居成り】ゐ‐🔗⭐🔉
い‐なり【居成り】ゐ‐
動きが感じられないこと。そのままの状態にあること。「今日見れば花も杉生(すぎふ)になりにけり風は―に吹くと見れども」〈散木集・六〉
奉公人が年季があけても、そのまま奉公を続けること。また、その奉公人。重年(ちようねん)。「この春も盧同(ろどう)が男―にて/史邦」〈猿蓑〉《季 春》
役者が二年以上にわたって同一の座に出演すること。また、その役者。「―、新下り、総座中残らず罷り出て」〈根無草・二〉
遊女が同一の郭(くるわ)に勤め続けること。また、その遊女。「―にゐれば、借銭も先づ其のぶん」〈浄・女腹切〉
「居抜き」に同じ。「この紙屋、借宅(しやくたく)を―に買ひ求めけるに」〈浮・桜陰比事・四〉
動きが感じられないこと。そのままの状態にあること。「今日見れば花も杉生(すぎふ)になりにけり風は―に吹くと見れども」〈散木集・六〉
奉公人が年季があけても、そのまま奉公を続けること。また、その奉公人。重年(ちようねん)。「この春も盧同(ろどう)が男―にて/史邦」〈猿蓑〉《季 春》
役者が二年以上にわたって同一の座に出演すること。また、その役者。「―、新下り、総座中残らず罷り出て」〈根無草・二〉
遊女が同一の郭(くるわ)に勤め続けること。また、その遊女。「―にゐれば、借銭も先づ其のぶん」〈浄・女腹切〉
「居抜き」に同じ。「この紙屋、借宅(しやくたく)を―に買ひ求めけるに」〈浮・桜陰比事・四〉
大辞泉 ページ 1040 での【居成り】単語。