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どうみょう‐じ【道明寺】ダウミヤウ‐🔗🔉

どうみょう‐じ【道明寺】ダウミヤウ‐ 大阪府藤井寺市にある真言宗御室(おむろ)派の尼寺。山号は蓮土山。推古天皇の時代、菅原氏の祖である土師連八島(はじのむらじやしま)が自宅を寺として土師寺と称したのが始まりといわれる。道真の没後、天満宮が祀られ、道明寺と改称。本尊の十一面観音像は国宝。謡曲。脇能物。観世・金剛・喜多流。僧尊性(そんじよう)が霊夢により道明寺に行くと、白太夫の神が数珠にするための木(もくげんじゆ)の実を授ける。浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の二段目切(きり)の通称。太宰府への途中、菅原道真が河内土師(はじ)の里に伯母を訪れると、時平の手先が襲ってくるが、みずから刻んだ木像が奇瑞をあらわして助ける。「道明寺糒(ほしい)」の略。《季 夏》道明寺粉を材料として作った和菓子。

大辞泉 ページ 10705 での道明寺単語。