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と‐よ🔗⭐🔉
と‐よ
〔連語〕《格助詞「と」+間投助詞「よ」》
(多く「だとよ」の形で)他から伝え聞いた意を表す。揶揄(やゆ)する意を含むこともある。…ということだよ。…だそうな。「夜中に地震があったんだ―」「あれは鶴賀新内の元祖の家元だ―」〈滑・浮世風呂・四〉
「と」の上の引用の内容に対して、念を押す意を表す。…ということだよ。…と思うよ。「やよやまて山ほととぎすことづてむわれ世の中にすみわびぬ―」〈古今・夏〉
(「かとよ」の形で)不確かな断定を表す。…と思うがなあ。…だろう(か)。「また、同じころか―、おびたたしく大地震(おほなゐ)ふること侍りき」〈方丈記〉
感動・詠嘆を表す。…ということよ。「さま悪(あ)し―。さまであるべきことか」〈宇治拾遺・一〉




大辞泉 ページ 10958 での【とよ】単語。