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ぼ‐たん【×牡丹】🔗🔉

ぼ‐たん【×牡丹】 ボタン科の落葉低木。高さ一〜二メートル。葉は大きく、羽状複葉で、互生する。五月ごろ、白・紅・紫・黄色などの大形の花が咲く。花びらは五〜八枚あるが、重弁や二段咲きなどさまざまな園芸品種があり、寒牡丹もある。根皮を漢方で女性の浄血薬などに用いる。中国の原産で、古くから栽培。花の王とよばれ、二十日草(はつかぐさ)・深見草(ふかみぐさ)・名取草(なとりぐさ)などの異称もある。ぼうたん。《季 夏》「―散りてうちかさなりぬ二三片/蕪村」紋所の名。の花や葉・枝などを図案化したもの。種類が多い。(かさね)の色目の名。表は白、裏は紅梅。女房の衣では、表は薄い蘇芳(すおう)、裏は白。ぼうたん。《「獅子(しし)に牡丹」の「獅子」を「猪(しし)」にとりなしていう》イノシシの肉。

大辞泉 ページ 13817 での牡丹単語。