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うち‐かけ【打(ち)掛(け)・裲襠】🔗🔉

うち‐かけ【打(ち)掛(け)・裲襠】 《他の衣類の上から打ち掛けて着るところから》着流しの重ね小袖の上に羽織って着る小袖。近世の武家女性の礼服。公家の場合は掻取(かいどり)と呼んで用い、町家でも、時に拝領と称して式服に用いた。現代では婚礼衣装に用いる。朝廷の儀式のとき、武官が束帯の上に着用したもの。長方形の錦(にしき)の中央にある穴に頭を入れ、胸部と背部に当てて着る貫頭衣。裲襠(りようとう)舞楽の装束の一。形はに似る。蘭陵王(らんりようおう)・納曾利(なそり)などの走り舞などに用いる。(打ち掛け)囲碁で、勝負がつかないまま、双方の合意で対局をいったん中断すること。

大辞泉 ページ 1390 での打(ち)掛(け)単語。