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うち‐かけ【打(ち)掛(け)・裲=襠】🔗⭐🔉
うち‐かけ【打(ち)掛(け)・裲=襠】
《他の衣類の上から打ち掛けて着るところから》
着流しの重ね小袖の上に羽織って着る小袖。近世の武家女性の礼服。公家の場合は掻取(かいどり)と呼んで用い、町家でも、時に拝領と称して式服に用いた。現代では婚礼衣装に用いる。
朝廷の儀式のとき、武官が束帯の上に着用したもの。長方形の錦(にしき)の中央にある穴に頭を入れ、胸部と背部に当てて着る貫頭衣。裲襠(りようとう)。
舞楽の装束の一。形は
に似る。蘭陵王(らんりようおう)・納曾利(なそり)などの走り舞などに用いる。
(打ち掛け)囲碁で、勝負がつかないまま、双方の合意で対局をいったん中断すること。
《他の衣類の上から打ち掛けて着るところから》
着流しの重ね小袖の上に羽織って着る小袖。近世の武家女性の礼服。公家の場合は掻取(かいどり)と呼んで用い、町家でも、時に拝領と称して式服に用いた。現代では婚礼衣装に用いる。
朝廷の儀式のとき、武官が束帯の上に着用したもの。長方形の錦(にしき)の中央にある穴に頭を入れ、胸部と背部に当てて着る貫頭衣。裲襠(りようとう)。
舞楽の装束の一。形は
に似る。蘭陵王(らんりようおう)・納曾利(なそり)などの走り舞などに用いる。
(打ち掛け)囲碁で、勝負がつかないまま、双方の合意で対局をいったん中断すること。
うち‐がけ【内掛(け)】🔗⭐🔉
うち‐がけ【内掛(け)】
相撲のきまり手の一。四つに組んで一方の足を相手の足の内側に掛けて後ろへ倒す技。→外掛け
うちかけ‐えぼし【打掛×烏△帽子】🔗⭐🔉
うちかけ‐えぼし【打掛×烏△帽子】
掛烏帽子(かけえぼし)
掛烏帽子(かけえぼし)
うちかけ‐かたぎぬ【打掛肩△衣】🔗⭐🔉
うちかけ‐かたぎぬ【打掛肩△衣】
肩衣の裾を袴(はかま)の内に入れないで、腰帯で押さえて着る略式の着方。
近世、浄土真宗で、報恩講などに袴を着けないで着た肩衣。
肩衣の裾を袴(はかま)の内に入れないで、腰帯で押さえて着る略式の着方。
近世、浄土真宗で、報恩講などに袴を着けないで着た肩衣。
うちかけ‐すおう【打掛素×袍】‐スハウ🔗⭐🔉
うちかけ‐すおう【打掛素×袍】‐スハウ
素袍の裾を袴(はかま)の内に入れないでおく略式の着方。かけすおう。
うちかけ‐よろい【打掛×鎧・×挂△甲】‐よろひ🔗⭐🔉
うちかけ‐よろい【打掛×鎧・×挂△甲】‐よろひ
かけよろい(挂甲)
かけよろい(挂甲)
うち‐か・ける【打(ち)掛ける・打(ち)懸ける】🔗⭐🔉
うち‐か・ける【打(ち)掛ける・打(ち)懸ける】
[動カ下一]
うちか・く[カ下二]
物をひっかけて下げる。また、ひょいとのせる。「上着をいすの背に―・ける」
軽く腰を掛ける。ちょっともたせかける。「捨舟の端に腰―・けて瀬戸内海を眺めた時」〈虚子・俳諧師〉
(「撃ち掛ける」とも書く)相手に向けて銃砲などを発射する。「鉄砲を―・ける」
打とうとする。途中まで打つ。「ボールを―・けて止める」
打ちおろしてひっかける。「舟のうちより熊手をもって…二三度まで―・けけるを」〈平家・一一〉
浴びせかける。「(酒ヲ)家あるじに、頭より―・けて」〈宇治拾遺・三〉
うちか・く[カ下二]
物をひっかけて下げる。また、ひょいとのせる。「上着をいすの背に―・ける」
軽く腰を掛ける。ちょっともたせかける。「捨舟の端に腰―・けて瀬戸内海を眺めた時」〈虚子・俳諧師〉
(「撃ち掛ける」とも書く)相手に向けて銃砲などを発射する。「鉄砲を―・ける」
打とうとする。途中まで打つ。「ボールを―・けて止める」
打ちおろしてひっかける。「舟のうちより熊手をもって…二三度まで―・けけるを」〈平家・一一〉
浴びせかける。「(酒ヲ)家あるじに、頭より―・けて」〈宇治拾遺・三〉
大辞泉 ページ 1390。