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まま【×儘・随・任】🔗🔉

まま【×儘・随・任】 《「まにま」の音変化》多く連体修飾語を受けて形式名詞的に用いられる。その状態に変化のないこと。それと同じ状態。「昔の―」「現状の―」「立った―の姿勢」(多く「ままになる」の形で用いる)思い通りの状態。自由。「意の―になる」「こう物価高だと買物も―にならない」成り行きにまかせること。古くは「…ともままよ」「…とままよ」などの形で用いられることが多い。「成すが―」「ナンデアロウトモ―ヨ」〈天草本伊曾保・狼と羊の譬〉(ふつう文字のかたわらに「ママ」と書く)論文・写本・校正などで、引用した原文・底本のとおりであることを示す語。→い(意)のまま →ままならぬ →ままに →ままよ [下接語]有りの儘・思いの儘・思う儘・着の身着の儘・気儘・心の儘・この儘・自儘・その儘・身儘・我が儘

大辞泉 ページ 14176 での単語。