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みず【水】みづ🔗🔉

みず【水】みづ 水素と酸素との化合物。純粋なものは無色・無味・無臭で、常温で液体。一気圧ではセ氏零度で氷に、約一〇〇度(九九・九七四度)の沸点で水蒸気になり、密度は四度で最大。他の物質に比べて比熱・融解熱・気化熱が大きく、さまざまな物質をよく溶かす。地球上に広く分布し、海洋・氷雪・湖沼・河川・地下水や大気中の水蒸気などとして存在し、自然界を循環する。動植物体の構成成分としても大きな割合を占め、生命に不可欠。化学式H2O 湯などと区別して、温度の高くないもの。「―を飲む」「水道の―」洪水。大水。「―が出る」「―につかる」液状のもの。「ひざに―がたまる」相撲で力水(ちからみず)のこと。「―をつける」勝負が長引いたとき、一時中止させること。水入り。「―が入る」建築で、水平、または水平をあらわす線。遣水(やりみず)。池の水。「―の心ばへなどさる方にをかしくしなしたり」〈源・帚木〉 [下接句]油に水・魚(うお)と水・蛙(かえる)の面(つら)に水・筐(かたみ)の水・君(きみ)は舟、臣は水・君子の交わりは淡きこと水の如(ごと)し・立て板に水・寝耳に水・焼け石に水

大辞泉 ページ 14322 での単語。