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えん【×艶】🔗⭐🔉
えん【×艶】
[名・形動]
あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「―を競う」「―な姿」
情趣に富むさま。美しく風情のあるさま。「月隈なくさしあがりて、空のけしきも―なるに」〈源・藤袴〉
しゃれているさま。粋(いき)なさま。「鈍色の紙の、いとかうばしう―なるに」〈源・澪標〉
思わせぶりなさま。「いとこそ―に、われのみ世にはもののゆゑを知り、心深き、類(たぐひ)はあらじ」〈紫式部日記〉
中世の歌学や能楽における美的理念の一。感覚的な優美さ。優艶美。妖艶美(ようえんび)。「詞のやさしく―なるほか、心もおもかげも、いたくはなきなり」〈後鳥羽院御口伝〉
あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「―を競う」「―な姿」
情趣に富むさま。美しく風情のあるさま。「月隈なくさしあがりて、空のけしきも―なるに」〈源・藤袴〉
しゃれているさま。粋(いき)なさま。「鈍色の紙の、いとかうばしう―なるに」〈源・澪標〉
思わせぶりなさま。「いとこそ―に、われのみ世にはもののゆゑを知り、心深き、類(たぐひ)はあらじ」〈紫式部日記〉
中世の歌学や能楽における美的理念の一。感覚的な優美さ。優艶美。妖艶美(ようえんび)。「詞のやさしく―なるほか、心もおもかげも、いたくはなきなり」〈後鳥羽院御口伝〉
大辞泉 ページ 1775 での【艶】単語。