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縁に連(つ)るれば唐(とう)の物を食う🔗🔉

縁に連(つ)るれば唐(とう)の物を食う 縁があれば、遠い所の物でも食べることができる。何かの因縁で思いがけないものと関係ができることのたとえ。

縁は異(い)なもの味(あじ)なもの🔗🔉

縁は異(い)なもの味(あじ)なもの 男女の縁はどこでどう結ばれるかわからず、不思議でおもしろいものであるということ。縁は異なもの。

縁もゆかりもな・い🔗🔉

縁もゆかりもな・い 何のかかわりもない。類義の語を重ねて強調した表現。「―・い他人」

縁を離・る🔗🔉

縁を離・る 世俗との関係を断つ。「―・れて身を静かにし」〈徒然・七五〉

縁を結・ぶ🔗🔉

縁を結・ぶ 夫婦や養子などの縁組みをする。縁を組む。仏道に入り、往生するつながりをもつ。仏縁を結ぶ。結縁(けちえん)。「額に阿字を書きて、―・ばしむるわざをなんせられける」〈方丈記〉

えん【燕】🔗🔉

えん【燕】 中国、春秋戦国時代の国。戦国七雄の一。周の武王の弟、召公(しようこうせき)を祖とし、薊(けい)(北京付近)に都して、現在の河北・遼寧省と朝鮮半島北部を領有。前二二二年、秦(しん)に滅ぼされた。中国、五胡十六国の時代の国。鮮卑(せんぴ)の慕容(ぼよう)部の建てた前燕・後燕・南燕・西燕と、漢人馮(ふう)氏の建てた北燕の総称。

えん【×艶】🔗🔉

えん【×艶】 [名・形動]あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「―を競う」「―な姿」情趣に富むさま。美しく風情のあるさま。「月隈なくさしあがりて、空のけしきも―なるに」〈源・藤袴〉しゃれているさま。粋(いき)なさま。「鈍色の紙の、いとかうばしう―なるに」〈源・澪標〉思わせぶりなさま。「いとこそ―に、われのみ世にはもののゆゑを知り、心深き、類(たぐひ)はあらじ」〈紫式部日記〉中世の歌学や能楽における美的理念の一。感覚的な優美さ。優艶美。妖艶美(ようえんび)。「詞のやさしく―なるほか、心もおもかげも、いたくはなきなり」〈後鳥羽院御口伝〉

えん‐あい【縁合(い)】‐あひ🔗🔉

えん‐あい【縁合(い)】‐あひ 親類という関係。血縁。縁続き。「吉川と岡本との関係、岡本とお延との―」〈漱石・明暗〉結びつき。関係の深いこと。「五ヶ年養育致候―を以て」〈漱石・道草〉

えんあん【延安】🔗🔉

えんあん【延安】 中国陝西(せんせい)省北部の都市。古くから渭水(いすい)盆地とオルドスを結ぶ軍事上の要地。一九三五年から中国共産党の抗日・解放運動の根拠地とされた。旧称、膚施(ふし)。イエンアン。

大辞泉 ページ 1775