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あ・く【明く・開く・空く】🔗🔉

あ・く【明く・開く・空く】 [動カ五(四)](開く)隔て・仕切り・覆いなどが、動かされて除かれる。閉じていたものがひらく。「窓が―・く」「鍵(かぎ)が―・かない」閉まる。営業が始まる。営業が行われる。「店は何時まで―・いていますか」閉まる。開票がはじまる。「票が―・く」(明く)衣服の襟などが、ひらかれている。「この服は襟ぐりが―・きすぎている」閉じていた目や口がひらいた状態になる。「小犬の目が―・く」物忌みや契約などの、一定の期間が終わる。「喪が―・く」「年季が―・く」(空く)今までそこを占めていたもの、ふさいでいたものが、除かれたり、なくなったりする。穴ができる。「胃壁に穴が―・く」そこにいた者やあった物がなくなり、からになる。「―・いている部屋はありますか」「席が―・く」空間・空白・余地ができる。間隔が広がる。「行間が―・いている」器の中のものが全部使われてからになる。「瓶が―・く」「―・いた銚子をかたづける」仕事が終わり、暇になってゆとりができる。「からだが―・く」「手が―・く」用が済んで、当面使わなくなる。「―・いたら貸してください」欠員になる。「課長のポストが―・く」(開く)あける。「口を―・く」◆は「開く」、は「明く」とも書く。[動カ下二]「あける」の文語形。 [下接句]穴のあくほど・片目が明く・地獄の釜(かま)の蓋(ふた)も開く・手が空く・手が空けば口が開く・幕が開く・水が空く・埒(らち)が明く

大辞泉 ページ 202 での明く単語。