複数辞典一括検索+

おも‐だか【沢瀉・面高】🔗🔉

おも‐だか【沢瀉・面高】 オモダカ科の多年草。池沼や水田に生える。葉は鏃(やじり)形で、三〇〜六〇センチの長い柄をもつ。夏から秋、高さ四〇〜七〇センチの花茎を伸ばし、白色の三弁花を輪生する。はなぐわい。◆生薬の沢瀉(たくしや)は、サジオモダカの球茎。《季 夏》「―や芥(あくた)流るる朝の雨/紅緑」紋所の名。オモダカの葉と花を組み合わせたもの。立て沢瀉・抱き沢瀉など。文様の名。オモダカの葉を文様化したもの。オモダカの葉の形をした鏃(やじり)源氏八領の鎧(よろい)の一。札(さね)は黒塗り、総萌黄(そうもえぎ)の糸で沢瀉威(おどし)にし、耳糸は白を用いたという。

大辞泉 ページ 2324 での沢瀉単語。