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かつらぎ‐の‐かみ【葛城の神】🔗🔉

かつらぎ‐の‐かみ【葛城の神】 大和の葛城山に住むとされる神。一言主神(ひとことぬしのかみ)をいう。役(えん)の行者の命令で葛城山と金峰山(きんぶせん)との間に岩橋を架けることになったが、容貌(ようぼう)の醜いのを恥じ、夜しか働かなかったので完成しなかったという伝説から、物事が成就しないときや、顔の醜い人などの例に引かれる。「つたなや蔦(つた)の葉の―姿、恥づかしや由なや」〈謡・定家〉

大辞泉 ページ 3022 での葛城の神単語。