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かぶと‐がに【××蟹・魚】🔗🔉

かぶと‐がに【××蟹・魚】 剣尾綱カブトガニ科の節足動物の総称。カニではなく、クモ類の近縁。古生代からの現存種で、生きた化石といわれる。全長約六〇センチ。青黒く硬い甲をかぶり、半円状の前体、五角形状の後体および細長い剣状の尾部からなる。前体の下面に七対の付属脚があり、うち五対ははさみ状。後体の付属肢は六対ある。日本では一種が瀬戸内海・九州北西部に分布。七、八月に産卵がみられる。

大辞泉 ページ 3109 での兜蟹単語。