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あだし【徒し・空し】🔗🔉

あだし【徒し・空し】 〔語素〕名詞の上に付いて、むなしい、実(じつ)がない、変わりやすい、の意を表す。「―情けの世を頼み」〈浄・冥途の飛脚〉◆一説にシク活用形容詞ともされるが、「あだしく」「あだしき」などの確例はなく、「あだし心」「あだし言葉」など、他の名詞と合して用いられる。ただ、後世には、形容詞に活用させた用例も時にみられる。

大辞泉 ページ 336 での徒し単語。