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きぬ‐ぎぬ【衣・後朝】🔗🔉

きぬ‐ぎぬ【衣・後朝】 衣を重ねて掛けて共寝をした男女が、翌朝別れるときそれぞれ身につける、その衣。「しののめのほがらほがらと明けゆけばおのが―なるぞ悲しき」〈古今・恋三〉男女が共寝をして過ごした翌朝。また、その朝の別れ。「―になるとも聞かぬ鳥だにも明けゆくほどぞ声も惜しまぬ」〈新勅撰・恋三〉男女、夫婦の離別。「此の如くに、―になるとても、互ひに飽き飽かれぬ仲ぢゃほどに」〈狂言記・箕被〉物が離れ離れになること。「首と胴との―」〈浮・伝来記・三〉

大辞泉 ページ 3750 での衣衣単語。