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け・つ【△消つ】🔗⭐🔉
け・つ【△消つ】
[動タ四]
火を消す。「世はただ火を―・ちたるやうに」〈源・匂宮〉
なくす。消滅させる。「世を保ち給ふべき御宿世(すくせ)は―・たれぬものにこそ」〈源・少女〉
蔑視する。ないがしろにする。けなす。「つひにこの人をえ―・たずなりなむ事と、心病みおぼしけれど」〈源・澪標〉
心の平静さをなくさせる。「肝魂を―・ちて思ひける程に」〈平家・一一〉
圧倒する。「いかばかりならむ人か、宮をば―・ち奉らむ」〈源・東屋〉◆平安時代、和歌や和文に多く用いられた。

火を消す。「世はただ火を―・ちたるやうに」〈源・匂宮〉
なくす。消滅させる。「世を保ち給ふべき御宿世(すくせ)は―・たれぬものにこそ」〈源・少女〉
蔑視する。ないがしろにする。けなす。「つひにこの人をえ―・たずなりなむ事と、心病みおぼしけれど」〈源・澪標〉
心の平静さをなくさせる。「肝魂を―・ちて思ひける程に」〈平家・一一〉
圧倒する。「いかばかりならむ人か、宮をば―・ち奉らむ」〈源・東屋〉◆平安時代、和歌や和文に多く用いられた。
大辞泉 ページ 4753 での【消つ】単語。