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けつ【欠・×缺】🔗🔉

けつ【欠・×缺】 欠けていること。足りないこと。「説明の―を補う」「ガス―」欠席。「―一名」

けつ【穴・×尻】🔗🔉

けつ【穴・×尻】 《「あな」の意から》尻(しり)。「―の青い若造」最後。びり。「―から五番目」鍼術(しんじゆつ)で、人体に鍼(はり)を打つべき箇所。

穴の穴(あな)が小さ・い🔗🔉

穴の穴(あな)が小さ・い けちである。また、気が小さくて、度量が狭い。けつの穴が狭い。

穴を捲(まく)・る🔗🔉

穴を捲(まく)・る 《ならず者が着物の裾(すそ)をまくって、その場に座り込むところから》追い詰められて、逆におどすような態度をとる。居直る。尻を捲る。

穴を割・る🔗🔉

穴を割・る 全部ぶちまける。暴露する。尻を割る。「学生時代の悪友が―・る」隠していた悪事が見つかる。ばれる。「一連の盗みが―・る」

けつ【決】🔗🔉

けつ【決】 とりきめ。定め。決定。「会長が―を下す」可否を決めること。議決。「―を採る」

けつ【×🔗🔉

けつ【× 古代、男子の装飾品。環状で、一部分が欠けている玉の佩(お)び物。

けつ【桀】🔗🔉

けつ【桀】 古代中国、夏(か)王朝の最後の王。名は履癸(りき)。残虐で酒色を好み、暴政を行い、殷(いん)の紂(ちゆう)王とともに悪王の代表とされる。殷の湯王に討伐された。

けつ【結】🔗🔉

けつ【結】 むすび。終わり。漢詩で末の句。結句。「起承転―」《迷いの世界にしばりつける心の働きであるところから》仏語。煩悩(ぼんのう)のこと。

けつ【×羯】🔗🔉

けつ【×羯】 中国、匈奴の一種族で、五胡の一。名は山西省の羯に居住したことによるという。四世紀初め、族長の石勒(せきろく)が五胡十六国の一つ、後趙(こうちよう)を建国。

けつ【×闕】🔗🔉

けつ【×闕】 中国で、宮門の両脇に設けた物見やぐらの台。石闕(せつけつ)宮城。宮城の門。(けつ)」に同じ。「大納言の―あるに依りて、此を望むとて」〈今昔・二四・二五〉

け・つ【消つ】🔗🔉

け・つ【消つ】 [動タ四]火を消す。「世はただ火を―・ちたるやうに」〈源・匂宮〉なくす。消滅させる。「世を保ち給ふべき御宿世(すくせ)は―・たれぬものにこそ」〈源・少女〉蔑視する。ないがしろにする。けなす。「つひにこの人をえ―・たずなりなむ事と、心病みおぼしけれど」〈源・澪標〉心の平静さをなくさせる。「肝魂を―・ちて思ひける程に」〈平家・一一〉圧倒する。「いかばかりならむ人か、宮をば―・ち奉らむ」〈源・東屋〉◆平安時代、和歌や和文に多く用いられた。

大辞泉 ページ 4753