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こころ‐あ・り【心有り】🔗⭐🔉
こころ‐あ・り【心有り】
〔連語〕
思いやりがある。「三輪山をしかも隠すか雲だにも―・らなも隠さふべしや」〈万・一八〉
思慮分別がある。道理をわきまえている。「汝は鳥の王なり。我は獣の王なり。互ひに―・るべし」〈今昔・五・一四〉
情趣・風流を解する。「むべ山風をなど言ひたるも―・らむと見ゆるに」〈枕・二〇〇〉
風情がある。風流である。「雨うち降りたるつとめてなどは、世になう―・るさまにをかし」〈枕・三七〉
恨み・たくらみ・浮気心などの下心がある。「わがぬしを酔(ゑ)はし奉るも―・りや」〈宇津保・俊蔭〉
歌学の用語。歌に詩心が深く込められている。有心(うしん)である。「させる句にてはなけれども―・りて細きには、一座も面白く付けよきなり」〈連理秘抄〉→有心
思いやりがある。「三輪山をしかも隠すか雲だにも―・らなも隠さふべしや」〈万・一八〉
思慮分別がある。道理をわきまえている。「汝は鳥の王なり。我は獣の王なり。互ひに―・るべし」〈今昔・五・一四〉
情趣・風流を解する。「むべ山風をなど言ひたるも―・らむと見ゆるに」〈枕・二〇〇〉
風情がある。風流である。「雨うち降りたるつとめてなどは、世になう―・るさまにをかし」〈枕・三七〉
恨み・たくらみ・浮気心などの下心がある。「わがぬしを酔(ゑ)はし奉るも―・りや」〈宇津保・俊蔭〉
歌学の用語。歌に詩心が深く込められている。有心(うしん)である。「させる句にてはなけれども―・りて細きには、一座も面白く付けよきなり」〈連理秘抄〉→有心
大辞泉 ページ 5421 での【心有り】単語。