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こころ‐あやまり【心誤り】🔗⭐🔉
こころ‐あやまり【心誤り】
思い違い。考え違い。心得違い。「―やしたりけむ、親王(みこ)たちのつかひ給ひける人をあひ言へりけり」〈伊勢・一〇三〉
正常な心を失うこと。乱心。「時々―して、人に疎まれぬべきことなむうちまじり給ひける」〈源・真木柱〉
気分のすぐれないこと。「―して煩はしく覚ゆれば」〈源・総角〉
思い違い。考え違い。心得違い。「―やしたりけむ、親王(みこ)たちのつかひ給ひける人をあひ言へりけり」〈伊勢・一〇三〉
正常な心を失うこと。乱心。「時々―して、人に疎まれぬべきことなむうちまじり給ひける」〈源・真木柱〉
気分のすぐれないこと。「―して煩はしく覚ゆれば」〈源・総角〉
こころ‐あ・り【心有り】🔗⭐🔉
こころ‐あ・り【心有り】
〔連語〕
思いやりがある。「三輪山をしかも隠すか雲だにも―・らなも隠さふべしや」〈万・一八〉
思慮分別がある。道理をわきまえている。「汝は鳥の王なり。我は獣の王なり。互ひに―・るべし」〈今昔・五・一四〉
情趣・風流を解する。「むべ山風をなど言ひたるも―・らむと見ゆるに」〈枕・二〇〇〉
風情がある。風流である。「雨うち降りたるつとめてなどは、世になう―・るさまにをかし」〈枕・三七〉
恨み・たくらみ・浮気心などの下心がある。「わがぬしを酔(ゑ)はし奉るも―・りや」〈宇津保・俊蔭〉
歌学の用語。歌に詩心が深く込められている。有心(うしん)である。「させる句にてはなけれども―・りて細きには、一座も面白く付けよきなり」〈連理秘抄〉→有心
思いやりがある。「三輪山をしかも隠すか雲だにも―・らなも隠さふべしや」〈万・一八〉
思慮分別がある。道理をわきまえている。「汝は鳥の王なり。我は獣の王なり。互ひに―・るべし」〈今昔・五・一四〉
情趣・風流を解する。「むべ山風をなど言ひたるも―・らむと見ゆるに」〈枕・二〇〇〉
風情がある。風流である。「雨うち降りたるつとめてなどは、世になう―・るさまにをかし」〈枕・三七〉
恨み・たくらみ・浮気心などの下心がある。「わがぬしを酔(ゑ)はし奉るも―・りや」〈宇津保・俊蔭〉
歌学の用語。歌に詩心が深く込められている。有心(うしん)である。「させる句にてはなけれども―・りて細きには、一座も面白く付けよきなり」〈連理秘抄〉→有心
こころ‐ある【心有る】🔗⭐🔉
こころ‐ある【心有る】
[連体]
思慮・分別がある。道理をわきまえている。「―人々の顰蹙(ひんしゆく)を買う」
心無い。
物事の情趣を解することができる。「―人の集まり」
心無い。
思慮・分別がある。道理をわきまえている。「―人々の顰蹙(ひんしゆく)を買う」
心無い。
物事の情趣を解することができる。「―人の集まり」
心無い。
こころ‐あわたた・し【心△慌し】🔗⭐🔉
こころ‐あわたた・し【心△慌し】
[形シク]心が落ち着かないでそわそわするさま。気ぜわしい。また、不安である。「夜べは夜更けぬと人々急がれしかば―・しくてなむ」〈宇津保・蔵開下〉
こころ‐いき【心意気】🔗⭐🔉
こころ‐いき【心意気】
気だて。心ばえ。特に、さっぱりした気性。「あの鼠小僧と云う野郎は、第一―が嬉しいや」〈芥川・鼠小僧次郎吉〉
物事に積極的に取り組もうとする気構え。意気込み。気概。「―を示す」
気どること。つもりになること。「艶二郎は役者、女郎などの―にて」〈黄・艶気樺焼〉
真実な気持ち。こころね。「面(つら)で恋はしねえ。―でするといふのス」〈滑・浮世床・二〉
気だて。心ばえ。特に、さっぱりした気性。「あの鼠小僧と云う野郎は、第一―が嬉しいや」〈芥川・鼠小僧次郎吉〉
物事に積極的に取り組もうとする気構え。意気込み。気概。「―を示す」
気どること。つもりになること。「艶二郎は役者、女郎などの―にて」〈黄・艶気樺焼〉
真実な気持ち。こころね。「面(つら)で恋はしねえ。―でするといふのス」〈滑・浮世床・二〉
大辞泉 ページ 5421。