複数辞典一括検索+
さ‐て🔗⭐🔉
さ‐て
《副詞「さ」+接続助詞「て」から》
[接](「扨」「扠」「偖」とも書く。「扨」は国字)
一つの話が終わって、新しい話題に移るときに用いる。ところで。一方。「―、話は変わって」
前述の事柄を受けて、あとに続けるときに用いる。そうして。それから。「自分の席に着き、―仕事にかかろうとすると」
前述の事柄に反するような事実を述べるときに用いる。しかし。ところが。「口で言うのは簡単だが、―実行に移すとなるとなかなか難しい」
[感]
次の行動に移るとき、自問したり相手に呼びかけたりする語。さあ。まあ。「―、どうしたものだろう」「―、そろそろ出かけようか」
深く感心する気持ちを表す語。はてさて。なんとまあ。「―おうらやましいことで」
文末に置いて、自分の発言内容を確認したり強調したりする語。まあ。「そなたが待たば愚僧も待たうは―」〈虎寛狂・宗論〉
[副]
前に述べた事柄を認容・放置するさま。そういう状態で。そのままに。「見そめつる契りばかりを捨てがたく思ひ…、―たもたるる女のためも」〈源・帚木〉
(「さての」の形で)そのほかの。それ以外の。「―の日を思ひたれば、また南ふたがりにけり」〈かげろふ・下〉











大辞泉 ページ 6167 での【さて】単語。