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さん‐とく【三徳】🔗🔉

さん‐とく【三徳】 人、または君主として守るべき三つの徳目。「中庸」で説かれた、智・仁・勇など。仏語。仏果にそなわる三つの徳。衆生に恵みを与える恩徳、煩悩(ぼんのう)を断ち切る断徳、智慧をもって平等に見る智徳。涅槃(ねはん)の三つの徳。真如としての法身、智慧としての般若(はんにや)、煩悩からの離脱としての解脱(げだつ)《三つの用途があるところから》釣りの小道具の一。糸・重り・鉤素(はりす)を接続する小形の片天秤(かたてんびん)。ハゼ釣りに用いる。江戸時代に流行した紙入れの一種。鼻紙・書き付け・楊枝(ようじ)を分けて入れた。江戸時代の燭台の一種。置いたり掛けたり、また提げたりできるようになっている。

大辞泉 ページ 6387 での三徳単語。