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しむ🔗⭐🔉
しむ
[助動][しめ|しめ|しむ|しむる|しむれ|しめよ(しめ)]動詞および一部の助動詞の未然形に付く。
使役の意を表す。…せる。…させる。「人を感動せしむること、真なるかな」〈去来抄・先師評〉
(多く「たまう」などの尊敬の意を表す語を伴って)尊敬の意を強める。…なさる。…あそばす。「やがて山崎にて出家せしめ給ひて」〈大鏡・時平〉
(謙譲の動詞とともに用いて)謙譲の意を強める。「家貧ならむ折は御寺に申し文を奉らしめむとなむ」〈大鏡・道長上〉→さす →させる →す →せる◆上代は
の用法だけで、
は平安時代に入って生じた。平安時代以降は、漢文訓読文に多く用いられる。中世では、「見る」「得る」などには「見せしむ」「得せしむ」の形をとる。口語形「しめる」。






大辞泉 ページ 6966 での【しむ】単語。