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だるま【達磨】🔗🔉

だるま【達磨】 《梵Bodhidharmaの音写、菩提(ぼだい)達磨の略》中国禅宗の始祖。インドのバラモンの出身と伝え、六世紀初め中国に渡り、各地で禅を教えた。嵩山(すうざん)の少林寺で面壁九年の座禅を行ったという。達磨大師。円覚大師。生没年未詳。達磨大師の座禅の姿にまねた張り子のおもちゃ。手足がなく、紅衣をまとった僧の形で、底を重くして、倒してもすぐ起き上がるように作る。商売繁盛・開運出世などの縁起物とされ、最初に片目だけ入れておき、願いごとのかなった時、もう一方の目をかきこむ風習がある。丸いもの、赤いものなどの形に似たものの称。「―頭巾(ずきん)」「火―」売春婦。寝ては起き寝ては起きするところからいう。「―茶屋」

大辞泉 ページ 9528 での達磨単語。