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ちょう‐けん【長絹】チヤウ‐🔗🔉

ちょう‐けん【長絹】チヤウ‐ 長尺に織り出した絹布。固く張りがある上質のもの。で仕立てた水干・直垂(ひたたれ)・狩衣(かりぎぬ)など。総(ふさ)の菊綴(きくとじ)を縫い目につける。のちには生絹(すずし)・紗(しや)などでも作られ、公家・武家の元服前の童児が用いた。能装束の一。広袖の直垂形式の上着で、絽(ろ)の生地に金糸や色糸で模様を織り出す。舞を舞う女役が用いる。

大辞泉 ページ 9843 での長絹単語。