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つい‐な【追×儺】🔗🔉

つい‐な【追×儺】 大みそかの夜に行われる朝廷の年中行事の一。鬼に扮(ふん)した舎人(とねり)を殿上人らが桃の弓、葦の矢、桃の杖(つえ)で追いかけて逃走させる。中国の風習が文武天皇の時代に日本に伝わったものという。江戸時代の初めには廃絶したが、各地の社寺や民間には節分の行事として今も伝わり、豆まきをする。鬼やらい。鬼追い。鬼打ち。《季 冬》「山国の闇(やみ)恐ろしき―かな/石鼎」

大辞泉 ページ 9986 での追儺単語。