複数辞典一括検索+

いとう‐たんあん【伊藤坦庵】🔗🔉

いとう‐たんあん【伊藤坦庵】一六二三〜一七〇八]江戸前期の儒学者。京都の人。名は宗恕。初め医師となったが、のち、福井藩に儒官として仕えた。師の江村専斎の談話を集めた「老人雑話」の編者。著「坦庵遺稿」。

いとう‐ちゆう【伊藤痴遊】‐チイウ🔗🔉

いとう‐ちゆう【伊藤痴遊】‐チイウ一八六七〜一九三八]講談師・政治家。横浜の生まれ。本名、仁太郎。衆議院議員に当選してから大衆の政治意識高揚のために、政治講談を行う。

いとう‐ちゅうた【伊東忠太】🔗🔉

いとう‐ちゅうた【伊東忠太】一八六七〜一九五四]建築学者。山形の生まれ。東大教授。日本の古建築や中国・インドの遺跡を調査し、建築史学を樹立。明治神宮・平安神宮・築地本願寺などを設計。文化勲章受章。著「法隆寺建築論」など。

いとう‐とうがい【伊藤東涯】🔗🔉

いとう‐とうがい【伊藤東涯】一六七〇〜一七三六]江戸中期の儒学者。京都の人。仁斎の長子。名は長胤。父の学説を継承、大成させた。著「古学指要」「弁疑録」「操觚字訣(そうこじけつ)」など。

いとう‐のえ【伊藤野枝】🔗🔉

いとう‐のえ【伊藤野枝】一八九五〜一九二三]婦人運動家。福岡の生まれ。平塚らいてうらの青鞜社に加わり、婦人解放運動に参加。大杉栄と結婚し、夫とともにアナーキズム運動に従事。大正一二年(一九二三)の関東大震災直後、憲兵の甘粕(あまかす)大尉に夫らとともに殺された。

いとう‐ばいう【伊藤梅宇】🔗🔉

いとう‐ばいう【伊藤梅宇】一六八三〜一七四五]江戸中期の儒学者。京都の人。仁斎の次子。名は長英。歴史・有職(ゆうそく)故実に詳しかった。著「見聞談叢」など。

いとう‐ひろぶみ【伊藤博文】🔗🔉

いとう‐ひろぶみ【伊藤博文】一八四一〜一九〇九]政治家。山口の生まれ。吉田松陰に学び、倒幕運動に参加。のち明治憲法立案に当たる。明治一八年(一八八五)内閣制度を創設、初代総理大臣となった。枢密院・貴族院の初代議長を歴任。のち、立憲政友会を組織し、総裁に就任。日露戦争後、初代韓国統監となったが、ハルビンで韓国の独立運動家安重根に暗殺された。

いどう‐へいきん【移動平均】🔗🔉

いどう‐へいきん【移動平均】 統計の手法の一。一定期間の間隔を定め、その間隔内の平均値を連続して計算することによって趨勢(すうせい)的な動向を知ろうとするもの。変動の激しい株価や季節的な変動のみられるデパートの売上高の動きなどをみるのに利用される。

大辞泉 ページ 1013