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いと‐づつみ【糸×裹み】🔗🔉

いと‐づつみ【糸×裹み】 弓全体を、細い麻の縒(よ)り糸ですきまなく巻き、その上から漆を塗ったもの。また、その弓。

いと‐づめ【糸×爪】🔗🔉

いと‐づめ【糸×爪】糸道」に同じ。

いと‐てんつき【糸点突】🔗🔉

いと‐てんつき【糸点突】 カヤツリグサ科の一年草。日当たりのよい道端などに群生し、高さ約二〇センチ。葉は細長い。秋、細い茎に苞(ほう)のある穂がつく。

いとど🔗🔉

いとど カマドウマの古名。《季 秋》「海士(あま)の屋は小海老(こえび)にまじる―かな/芭蕉」

いとど🔗🔉

いとど [副]《副詞「いと」の重なった「いといと」の音変化という》程度が以前よりもはなはだしいさま。いっそう。いよいよ。「夕されば―干(ひ)がたきわが袖に秋の露さへ置き添はりつつ」〈古今・恋一〉ただでさえ…なのにさらに。「―鈍なやつめが茗荷(めうが)を食ひ、いよいよ鈍になって」〈狂言記・鈍根草〉

いと‐どころ【糸所】🔗🔉

いと‐どころ【糸所】 平安時代、中務省(なかつかさしよう)の縫殿寮(ぬいどのりよう)に属した役所。端午の薬玉(くすだま)などを作った。

いと‐とじ【糸×綴じ】‐とぢ🔗🔉

いと‐とじ【糸×綴じ】‐とぢ 製本の方法の一。糸を用いて綴じつけること。かがり綴じ・ミシン綴じなど。

いとど・し🔗🔉

いとど・し [形シク]《副詞「いとど」の形容詞化》さらにはなはだしい。いよいよ著しい。「―・しく虫の声(ね)しげき浅茅生に露置き添ふる雲の上人」〈源・桐壺〉

いと‐とり【糸取り】🔗🔉

いと‐とり【糸取り】 繭を煮て生糸をとること。また、その人。手繰り。糸引き。《季 夏》「―の三人家のものばかり/素十」(あや)取り」に同じ。

いと‐とんぼ【糸蜻蛉】🔗🔉

いと‐とんぼ【糸蜻蛉】 イトトンボ科のトンボの総称。体は小形で細く弱々しく、翅(はね)の脈は粗い。翅を立てて止まる。キイトトンボ・アジアイトトンボなど。とうすみとんぼ。《季 夏》「―宙にとどまり石進む/稚魚」体が糸のように細いトンボの総称。

いと‐な・し【暇無し】🔗🔉

いと‐な・し【暇無し】 [形ク]ひまがない。絶え間がない。忙しい。「一歳(ひととせ)に二度(ふたたび)も来(こ)ぬ春なれば―・く今日は花をこそ見れ」〈後拾遺・春上〉

大辞泉 ページ 1020