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いとなみ【営み】🔗🔉

いとなみ【営み】 物事をすること。行為。作業。「自然の―」「従来の教育と其―の性質(しな)によりて」〈逍遥・小説神髄〉生活のためにする仕事。生業。「日々の―に追われる」特に、性行為。「愛の―」「夫婦の―」したく。準備。「春を迎える―に余念がない」神事・仏事を行うこと。「三月二十四日には初七日の―があった」〈鴎外・阿部一族〉

いとな・む【営む】🔗🔉

いとな・む【営む】 [動マ五(四)]《形容詞「いとなし」の動詞化》忙しく物事をする。怠ることなく励む。「社会生活を―・む」生活のための仕事をする。経営する。「旅館を―・む」神事・仏事などを行う。「法要を―・む」準備する。用意する。「食ひ物、下人どもにも―・ませず、夫婦手づから自らして召させけり」〈宇治拾遺・一五〉 [可能]いとなめる

いと‐にしき【糸×錦】🔗🔉

いと‐にしき【糸×錦】 数種の色糸で文様を織り出した織物。女帯地などに用いる。近世初期に中国から伝来。主産地は、京都・桐生。《組糸で皮を連ねてつづるところから》毛皮で作った衣。皮衣(かわごろも)

いとのき‐て🔗🔉

いとのき‐て [副]《「甚(いと)(の)きて」の意》特別に。とりわけ。ことのほか。「―痛き傷には辛塩を注(そそ)くちふ(=トイウ)がごとく」〈万・八九七〉

いと‐の‐くつ【糸の×鞋】🔗🔉

いと‐の‐くつ【糸の×鞋】糸鞋(しがい)」に同じ。

いと‐の‐くに【伊都国】🔗🔉

いと‐の‐くに【伊都国】 弥生時代、九州北部にあったという国。邪馬台国(やまたいこく)に従属。中国大陸・朝鮮半島との往来の中継地であったといわれる。伊都。

いと‐のこ【糸×鋸】🔗🔉

いと‐のこ【糸×鋸】 透かし抜きや曲線に切るときに使う、薄くて細い刃ののこぎり。

いど‐ばた【井戸端】ゐど‐🔗🔉

いど‐ばた【井戸端】ゐど‐ 井戸のそば。井戸の付近。

いどばた‐かいぎ【井戸端会議】ゐどばたクワイギ🔗🔉

いどばた‐かいぎ【井戸端会議】ゐどばたクワイギ 井戸端などで、近所の女たちが水くみや洗濯などをしながら、人のうわさや世間話をすることをからかっていった語。転じて、主婦たちが家事の合間に集まってするおしゃべり。「―に花を咲かす」

いと‐ばな【糸花】🔗🔉

いと‐ばな【糸花】 練り絹の糸を結んで作った花。挿頭花(かざしばな)・薬玉(くすだま)などに用いた。結び花。花結び。

大辞泉 ページ 1021