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でき‐あい【出来合(い)】‐あひ🔗🔉

でき‐あい【出来合(い)】‐あひ 注文を受けて作るのではなく、すでに作ってあること。また、その品。既製。「―の服」「―で間に合わせる」(あつら)え。男女がひそかに情を通じること。密通。「出来合い夫婦」の略。有り合わせ。間に合わせ。「この山の芋をとろろにして―の麦飯を進ぜうかい」〈浄・歌祭文〉

でき‐あい【×溺愛】🔗🔉

でき‐あい【×溺愛】 [名]スルむやみにかわいがること。盲愛。「一人娘を―する」

できあい‐ふうふ【出来合(い)夫婦】できあひ‐🔗🔉

できあい‐ふうふ【出来合(い)夫婦】できあひ‐ 正式の仲介者を立てたり親の許しを得たりせず、本人どうしが勝手に夫婦になった間柄。

でき‐あ・う【出来合う】‐あふ🔗🔉

でき‐あ・う【出来合う】‐あふ [動ワ五(ハ四)]ちょうどできあがっていて、間に合う。「幸イ―・ッタ品ガゴザリマス」〈和英語林集成〉男女がひそかに情を通じる。「二人はすでに―・っている」

でき‐あがり【出来上(が)り】🔗🔉

でき‐あがり【出来上(が)り】 できあがること。完成。「―を待つ」できあがったぐあい。できばえ。「洋服の―は上々だ」

でき‐あが・る【出来上(が)る】🔗🔉

でき‐あが・る【出来上(が)る】 [動ラ五(四)]すっかりできる。完成する。仕上がる。「注文した服が―・る」生まれつく。本来そういうものとして成り立つ。「背のすらりとした撫肩の恰好よく―・った女で」〈漱石・吾輩は猫である〉酒を十分に飲んでいい気持ちに酔っている。「五合ばかり飲んですっかり―・っている」

でき‐あき【出来秋】🔗🔉

でき‐あき【出来秋】 稲がよくみのった秋のころ。みのりの秋。《季 秋》

でき‐あきんど【出来人】🔗🔉

でき‐あきんど【出来人】 成り上がりの商人。「これらは近代の―」〈浮・永代蔵・六〉

大辞泉 ページ 10317