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いなか‐むしゃ【田舎武者】ゐなか‐🔗🔉

いなか‐むしゃ【田舎武者】ゐなか‐田舎侍」に同じ。

いなか‐め・く【田舎めく】ゐなか‐🔗🔉

いなか‐め・く【田舎めく】ゐなか‐ [動カ五(四)]物腰や服装などが田舎風に見える。「―・いた風景」

いなか‐もの【田舎者】ゐなか‐🔗🔉

いなか‐もの【田舎者】ゐなか‐ 田舎の人。田舎育ちの人。不作法な人、やぼな人をののしっていう語。また、みずからをへりくだっていう語。

いなか‐や【田舎家】ゐなか‐🔗🔉

いなか‐や【田舎家】ゐなか‐ 田舎の家。また、粗末な家。田家(でんか)茶室などにするために建てた田舎風の家。

いなか‐やくしゃ【田舎役者】ゐなか‐🔗🔉

いなか‐やくしゃ【田舎役者】ゐなか‐ 田舎芝居の役者。また、へたな役者。

いな‐がら【稲幹】🔗🔉

いな‐がら【稲幹】 稲の茎。

い‐ながら【居×乍ら】ゐ‐🔗🔉

い‐ながら【居×乍ら】ゐ‐ [副](「いながらに」「いながらにして」の形で)その場にじっとしていて。その場を動かないで。「―にして世界の情勢を知る」座ったままで。その場で。即座に。「―眠り入りたりける夢に」〈今昔・一五・四三〉

い‐なが・れる【居流れる】ゐ‐🔗🔉

い‐なが・れる【居流れる】ゐ‐ [動ラ下一]ゐなが・る[ラ下二]多くの人が上席から順に並んで座る。列座する。居並ぶ。「役者一同、舞台に―・れての口上」芝居の裏方が、場面を転換するまでの時間が短いため、幕が開いても舞台裏にそのまま待機する。ひとかたまりとなって流れる。「その沙(すなご)、或(ある)は風の随(まにま)に雪と零(ふ)り、或は―・れて蟻(あり)と散り」〈出雲風土記〉

いなか‐わたらい【田舎渡らひ】ゐなかわたらひ🔗🔉

いなか‐わたらい【田舎渡らひ】ゐなかわたらひ 田舎に行って生活すること。また、行商などで地方を回り歩くこと。「―しける人の子ども」〈伊勢・二三〉

いな‐き【稲城】🔗🔉

いな‐き【稲城】 《「いなぎ」とも》古代、家の周囲に稲を積み上げて敵の矢を防ぐ備えとしたもの。稲束を貯蔵する小屋。《季 秋》

いな‐き【稲置】🔗🔉

いな‐き【稲置】 《「いなぎ」とも》大和朝廷の地方官の一。屯倉(みやけ)の長官。稲穀の収納を職務とした。天武天皇が制定した八色(やくさ)の姓(かばね)の最下位。

いな‐ぎ【稲木】🔗🔉

いな‐ぎ【稲木】 刈り取った稲を束にし、掛け並べて干す柵(さく)や木組み。稲架(はさ)。稲掛(いねか)け。《季 秋》

大辞泉 ページ 1032