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いなか‐だ・つ【田舎立つ】ゐなか‐🔗🔉

いなか‐だ・つ【田舎立つ】ゐなか‐ [動タ四]いかにも田舎という感じがする。田舎めいている。「―・ちたる所に住むものども」〈枕・二五〉

いなかっ‐ぺ【田舎っぺ】ゐなかつ‐🔗🔉

いなかっ‐ぺ【田舎っぺ】ゐなかつ‐ 田舎の人を軽蔑していう語。いなかっぺえ。いなかっぺい。かっぺ。

いなか‐なまり【田×訛り】ゐなか‐🔗🔉

いなか‐なまり【田×訛り】ゐなか‐ 言葉にその地方特有のなまりがあること。また、その言葉。国なまり。「―が出る」

いなか‐の‐つき【×亥中の月】ゐなか‐🔗🔉

いなか‐の‐つき【×亥中の月】ゐなか‐ 陰暦二〇日の夜の月。更け待ち月。はつかづき。いなかづき。

いなか・びる【田舎びる】ゐなかびる🔗🔉

いなか・びる【田舎びる】ゐなかびる [動バ上一]ゐなか・ぶ[バ上二]いかにも田舎らしいようすである。田舎じみて、やぼな感じがする。「―・びた店構え」

いな‐かぶ【稲株】🔗🔉

いな‐かぶ【稲株】 稲を刈ったあとに残る切り株。稲茎。いねかぶ。

いなか‐ぶし【田舎節】ゐなか‐🔗🔉

いなか‐ぶし【田舎節】ゐなか‐ 民謡。歌舞伎舞踊の中で、特に民謡を取り入れた伴奏音楽で踊る部分。日本音楽で、陽旋法のこと。主に民謡に用いられるところから、明治中期に上原六四郎が命名。→都節(みやこぶし)

いなか‐ま【田舎間】ゐなか‐🔗🔉

いなか‐ま【田舎間】ゐなか‐ 関東・東北地方などで用いられる柱間(はしらま)の寸法。柱の中心と中心との間を曲尺(かねじやく)で六尺(約一・八メートル)にとり、その長さを一間(けん)とするもの。また、これに敷く畳の寸法をいう。江戸間。→京間寸法の足りないもの。「―の短冊へ書く天の川」〈柳多留・四八〉

いなか‐まわり【田舎回り】ゐなかまはり🔗🔉

いなか‐まわり【田舎回り】ゐなかまはり 商人・芸人などが田舎を回って稼ぐこと。また、その人。どさまわり。「―の役者」官吏・会社員などが、地方の支所・支店などに移り勤めること。

いなか‐まんじゅう【田×頭】ゐなかマンヂユウ🔗🔉

いなか‐まんじゅう【田×頭】ゐなかマンヂユウ 皮が薄く、つぶし餡(あん)を入れた饅頭。

大辞泉 ページ 1031