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いなば‐どう【因幡堂】‐ダウ🔗⭐🔉
いなば‐どう【因幡堂】‐ダウ
因幡薬師のこと。
狂言。酒好きの女房を離縁した男が因幡堂へ妻乞いに行ったところ、だまされて前の女房と再び祝言の杯をあげてしまうという筋。
因幡薬師のこと。
狂言。酒好きの女房を離縁した男が因幡堂へ妻乞いに行ったところ、だまされて前の女房と再び祝言の杯をあげてしまうという筋。
いなばどうえんぎ【因幡堂縁起】いなばダウエンギ🔗⭐🔉
いなばどうえんぎ【因幡堂縁起】いなばダウエンギ
鎌倉後期の絵巻。作者未詳。因幡の国司橘行平が夢のお告げで海中から引き上げた薬師如来像を本尊として因幡堂
を創立した由来を描いたもの。
を創立した由来を描いたもの。
いなば‐の‐くも【稲葉の雲】🔗⭐🔉
いなば‐の‐くも【稲葉の雲】
稲穂が実って風になびくようすを雲に見立てた語。「風渡る門田(かどた)のすゑに霧はれて―を出づる月かげ」〈新拾遺・秋上〉
いなば‐の‐しろうさぎ【因幡の白兎】🔗⭐🔉
いなば‐の‐しろうさぎ【因幡の白兎】
出雲神話に出てくる兎。淤岐島(おきのしま)から因幡国へ行くため、鰐鮫(わにざめ)を欺いてその背を渡ったが、最後の鰐鮫に丸裸にされ、さらに八十神(やそかみ)の教えをそのまま信じて潮を浴び、痛くて泣いていたところを、大国主命(おおくにぬしのみこと)に救われる。
いなば‐の‐やま【因幡山・稲羽山】🔗⭐🔉
いなば‐の‐やま【因幡山・稲羽山】
鳥取県北東部、岩美(いわみ)郡国府町にある山。標高二九四メートル。いなばやま。《歌枕》「立ち別れ―の峰に生ふる松とし聞かば今帰り来む」〈古今・離別〉
いなば‐やくし【因幡薬師】🔗⭐🔉
いなば‐やくし【因幡薬師】
京都市下京区にある真言宗智山派の寺、平等寺の通称。山号は福聚山。一一世紀初頭、因幡の国司橘行平が海中から得た薬師如来像を本尊として、その子光朝の開基と伝える。因幡堂。
いな‐びかり【稲光】🔗⭐🔉
いな‐びかり【稲光】
「稲妻
」に同じ。《季 秋》「くらがりの手足を照らす―/誓子」
」に同じ。《季 秋》「くらがりの手足を照らす―/誓子」
いなび‐の【稲日野】🔗⭐🔉
いなび‐の【稲日野】
「印南野(いなみの)」に同じ。《歌枕》「―も行き過ぎかてに思へれば心恋しき加古(かこ)の島見ゆ」〈万・二五三〉
いな・ぶ【否ぶ・△辞ぶ】🔗⭐🔉
いな・ぶ【否ぶ・△辞ぶ】
《感動詞「いな」の動詞化》
[動バ上二]断る。否定する。辞退する。いなむ。「人のいふことは強うも―・びぬ御心にて」〈源・末摘花〉
[動バ四]
に同じ。「蔵人、定めて一切は―・ばむずらんと思ひつるに」〈今昔・一二・三五〉
[動バ上二]断る。否定する。辞退する。いなむ。「人のいふことは強うも―・びぬ御心にて」〈源・末摘花〉
[動バ四]
に同じ。「蔵人、定めて一切は―・ばむずらんと思ひつるに」〈今昔・一二・三五〉
いな‐ぶし【伊那節】🔗⭐🔉
いな‐ぶし【伊那節】
長野県伊那地方の民謡。祝儀歌・盆踊り歌としてうたわれ、古くは御嶽山(おんたけさん)節といわれた。「天竜下ればしぶきに濡れる」は大正五年(一九一六)の新作歌詞。
大辞泉 ページ 1037。