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てまえ‐しゃ【手前者】てまへ‐🔗⭐🔉
てまえ‐しゃ【手前者】てまへ‐
暮らし向きのよい人。財産家。手前よし。「―の子にて、小さい時からうまい物ばかりで育てられ」〈浮・胸算用・二〉
てまえ‐だたみ【手前畳・△点前畳】てまへ‐🔗⭐🔉
てまえ‐だたみ【手前畳・△点前畳】てまへ‐
茶室で、茶道具が置かれ、主人が点茶をする場所の畳。道具畳。亭主畳。
てまえ‐ども【手前共】てまへ‐🔗⭐🔉
てまえ‐ども【手前共】てまへ‐
[代]一人称の人代名詞。多く、商人などがへりくだって用いる語。わたくしたち。また、わたくしたちの家、わたくしたちの店。「―では掛け売りはいたしておりません」
てまえ‐ぶしん【手前普請】てまへ‐🔗⭐🔉
てまえ‐ぶしん【手前普請】てまへ‐
借家人が自分の費用で、または、自分で借家の修理をすること。「貸家といふは名ばかり、破れ家を―」〈浄・博多小女郎〉
てまえ‐みそ【手前味×噌】てまへ‐🔗⭐🔉
てまえ‐みそ【手前味×噌】てまへ‐
《自家製の味噌を独特の味があると自慢する意から》自分で自分のことをほめること。自慢。「―を並べる」
でまえ‐もち【出前持(ち)】でまへ‐🔗⭐🔉
でまえ‐もち【出前持(ち)】でまへ‐
出前の料理を配達する人。出前。
てま・える【手まへる】てまへる🔗⭐🔉
てま・える【手まへる】てまへる
[動ハ下一]
手に入れる。「彼奴めはぬっくりと銀子(いんつう)を―・へてゐるが」〈浄・七里艇梁〉
盗む。「人のもの―・へるほどの働きはありゃせんわい」〈滑・膝栗毛・六〉


て‐まかせ【手任せ】🔗⭐🔉
て‐まかせ【手任せ】
手の動きに任せること。「書棚から何か書物を―に抽こうとした」〈佐藤春夫・田園の憂鬱〉
で‐まかせ【出任せ】🔗⭐🔉
で‐まかせ【出任せ】
口から出るにまかせて、いいかげんなことを言うこと。また、その言葉。出放題。「口から―を言う」
出るままにしておくこと。「私は涙を―にしていた」〈康成・伊豆の踊子〉


て‐まかない【手賄い】‐まかなひ🔗⭐🔉
て‐まかない【手賄い】‐まかなひ
自分で自分の食事を作ること。自炊。「長逗留をするには、貸座敷を借て、―にするもよし」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
て‐まき【手巻(き)】🔗⭐🔉
て‐まき【手巻(き)】
機械や道具を使わずに、手で巻くこと。また、そのもの。「―の時計」
自分で手で巻いて作ること。また、そのもの。「―鮨(ずし)」


て‐まくら【手×枕】🔗⭐🔉
て‐まくら【手×枕】
腕を曲げて枕の代わりにすること。ひじまくら。たまくら。「―で横になる」
大辞泉 ページ 10409。