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て‐ま【手間】🔗🔉

て‐ま【手間】 そのことをするのに費やされる時間や労力。「―を省く」「―がかかる」「手間賃」の略。「―を払う」手間賃を取ってする仕事。手間仕事。また、その仕事をする人。「―を雇う」

デマ🔗🔉

デマ 《「デマゴギー」の略》政治的な目的で、意図的に流す扇動的かつ虚偽の情報。事実に反するうわさ。流言飛語。「人を中傷する―を飛ばす」

て‐まえ【手前】‐まへ🔗🔉

て‐まえ【手前】‐まへ [名]自分の目の前。自分のもと。「―にある本を取る」自分に近い方。また、目標とするものの前。こちら。「―の交差点を右折する」「採用の一歩―の段階」人の見る前。他人に対する自分の立場・面目・体裁。「少しは世間の―も考えなさい」「言い出した―、とても断れない」腕前。技量。手並み。「お―拝見」(「点前」とも書く)茶の湯で、茶をたてたり炭をついだりするときの所作や作法。→御手前(おてまえ)自分ですること。自前。「―の商ひをして、大方は仕損じ」〈浮・永代蔵・二〉自分のものであること。自分の支配下であること。「―の人足、数千人出て」〈浮・武家義理・三〉暮らし向き。生計。経済状態。「一代のうちにかく―富貴になりぬ」〈浮・永代蔵・二〉[代]一人称の人代名詞。自分のことを謙遜していう語。わたくし。「―の生まれは信州です」二人称の人代名詞。対等または目下の相手をさしていう。おまえ。「おれは―を憎くて殺したのでねえんだぞ」〈賢治・なめとこ山の熊〉→てめえ(「おてまえ」の形で)対等の相手をさしていう。あなた。「お―の大切にしらるるものをおれが伐るものか」〈咄・鹿の巻筆・一〉

で‐まえ【出前】‐まへ🔗🔉

で‐まえ【出前】‐まへ [名]スル料理を、注文を受けて調え届けること。また、その料理や、それを届ける人。「鮨(すし)の―を頼む」「そばを―する」

てまえ‐がって【手前勝手】てまへ‐🔗🔉

てまえ‐がって【手前勝手】てまへ‐ [名・形動]自分の都合のよいようにばかり考えたり行動したりすること。また、そのさま。自分勝手。「そんな―な意見は通らない」

てまえ‐かん【手前勘】てまへ‐🔗🔉

てまえ‐かん【手前勘】てまへ‐ 自分の考えだけで一人ぎめすること。ひとりよがり。また、うぬぼれ。「人間はかように―の強いものである」〈漱石・坑夫〉

大辞泉 ページ 10408