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い・ぬ【寝】ゐぬ🔗🔉

い・ぬ【寝】ゐぬ [動ナ下二]連れていって一緒に寝る。共寝をする。「沖つ鳥鴨どく島に我が―・ねし妹は忘れじ世の尽(ことごと)に」〈記・上・歌謡〉

い・ぬ【往ぬ・去ぬ】🔗🔉

い・ぬ【往ぬ・去ぬ】 [動ナ変]行ってしまう。去る。「旅に―・にし君しも継ぎて夢に見ゆ我(あ)が片恋の繁ければかも」〈万・三九二九〉時が過ぎ去る。時が移ってその時刻になる。「暮れの―・ぬるにやと覚えて」〈大鏡・道長下〉世を去る。死ぬ。「隠(こも)り沼(ぬ)の下延(したは)へ置きてうち嘆き妹が―・ぬれば」〈万・一八〇九〉腐る。悪くなる。「うどんも出しも―・んである」〈咄・臍の宿替・一〉[動ナ五(四)]に同じ。「辛い悲しいことは皆一人で背負うて―・ぬつもり」〈露伴・椀久物語〉◆ナ変は現在関西方言で用いられる。また、近世中期以降、四段化して用いられるようにもなった。

いぬ‐アカシア【犬アカシア】🔗🔉

いぬ‐アカシア【犬アカシア】 ハリエンジュの別名。

いぬ‐あわ【犬×粟】‐あは🔗🔉

いぬ‐あわ【犬×粟】‐あは イネ科の多年草。湿った草地に生え、高さ約一メートル。茎は細く直立し、ほとんど分枝しない。葉は線形で、縁に細かいぎざぎざがある。秋、緑色の穂をつける。

いぬ‐あわせ【犬合(わ)せ】‐あはせ🔗🔉

いぬ‐あわせ【犬合(わ)せ】‐あはせ 犬をかみ合わせて勝負をさせること。闘犬。犬食い。

いぬ‐い【××亥・乾】‐ゐ🔗🔉

いぬ‐い【××亥・乾】‐ゐ(いぬ)と亥(い)との中間の方角。北西。また、北西から吹く風。

いぬ‐い【犬居】‐ゐ🔗🔉

いぬ‐い【犬居】‐ゐ 犬が座っている姿勢。人がしりもちをついた姿や、両手を地面について座り込んでいるようすをいう。「童が腹巻きの引き合はせをあなたへつっと射ぬかれて、―に倒れぬ」〈平家・一一〉

イヌイット【エスキモーInnuit】🔗🔉

イヌイット【エスキモーInnuit】 エスキモー

いぬい‐もん【乾門】いぬゐ‐🔗🔉

いぬい‐もん【乾門】いぬゐ‐ 皇居の門の一。皇居の北西にある門。坂下門の反対側にあたる。

いぬ‐うど【犬独活】🔗🔉

いぬ‐うど【犬独活】 シシウドの別名。

いぬ‐えんじゅ【犬×槐】‐ゑんじゆ🔗🔉

いぬ‐えんじゅ【犬×槐】‐ゑんじゆ マメ科の落葉高木。本州以北の山地に自生。葉は七〜一一枚の小葉からなる羽状複葉。夏、総状に黄白色の花が咲く。果実は平たいさやで、中の種子も平たい。えにす。

大辞泉 ページ 1045