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いぬ‐こうじゅ【犬香×‐カウジユ🔗🔉

いぬ‐こうじゅ【犬香×‐カウジユ シソ科の一年草。山野の日当たりのよい地に生え、高さ二〇〜六〇センチ。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。秋、淡紫色で唇形の小花を多数総状につける。

いぬ‐ごま【犬×胡麻】🔗🔉

いぬ‐ごま【犬×胡麻】 シソ科の多年草。湿地に生え、高さ三〇〜七〇センチ。茎は四角柱で、下向きのとげがある。葉は対生。夏、淡紅色の唇形花が輪生する。

いぬ‐こりやなぎ【犬×李柳】🔗🔉

いぬ‐こりやなぎ【犬×李柳】 ヤナギ科の落葉低木。原野の湿地に多く、葉は長楕円形で、裏面は白い。雌雄異株。早春、青みがかった小花が集まった穂をつける。種子は綿毛をもち風に飛ぶ。

いぬ‐ざくら【犬桜】🔗🔉

いぬ‐ざくら【犬桜】 バラ科の落葉高木。山野に自生。樹皮は暗灰色でつやがあり、春、白い小花を密につけるが、見劣りするのでこの名がある。実は黄赤色から黒紫色に変わる。《季 春》

いぬ‐サフラン【犬サフラン】🔗🔉

いぬ‐サフラン【犬サフラン】 ユリ科の多年草。卵形の鱗茎(りんけい)から茎が伸び、秋、サフランに似た花を数個開く。花の色は淡紅紫色・白色・藤色など。種子からアルカロイドの一種で、植物の品種改良に用いるコルヒチンを採る。地中海沿岸の原産。コルチカム。

いぬ‐ざむらい【犬侍】‐ざむらひ🔗🔉

いぬ‐ざむらい【犬侍】‐ざむらひ 武士の道をわきまえない侍をののしっていう語。

いぬ‐ざんしょう【犬山×椒】‐ザンセウ🔗🔉

いぬ‐ざんしょう【犬山×椒】‐ザンセウ ミカン科の落葉低木。山野に自生。サンショウに似るが、茎のとげは一本ずつ離れてつき、互生する葉には悪臭がある。雌雄異株。夏、緑色の小花が群生。果実・葉は民間で薬用とする。《季 秋》

いぬ‐しだ【犬羊歯】🔗🔉

いぬ‐しだ【犬羊歯】 コバノイシカグマ科の多年生のシダ。山野の岩の間やがけに生え、葉は長さ一〇〜二五センチで白い軟毛が密生し、羽状に裂けている。

いぬ‐しで【犬四手】🔗🔉

いぬ‐しで【犬四手】 カバノキ科の落葉高木。山野に自生。樹皮は暗灰色。若枝や若葉に白い毛が多い。初夏、黄褐色の雄花が尾状の穂となって垂れ下がり、淡緑色の雌花は群生して咲いて、秋に果穂が垂れ下がる。しろしで。そね。

いぬ‐じに【犬死に】🔗🔉

いぬ‐じに【犬死に】 [名]スル何の役にも立たない死に方をすること。徒死。むだじに。「志半ばで斃(たお)れた彼を―させるな」

大辞泉 ページ 1048