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いぬ‐のみ【犬×蚤】🔗🔉

いぬ‐のみ【犬×蚤】 ヒトノミ科のノミ。体長二ミリほどで、全体が赤褐色。犬や猫・ネズミなどに寄生。

いぬ‐ばこ【犬箱】🔗🔉

いぬ‐ばこ【犬箱】 犬が伏した形に作った、雌雄で一対の小箱。昔、安産や子供の健康を祈るまじないに用いられた。犬張り子の源流といわれる。御伽(おとぎ)犬。

いぬ‐ばしり【犬走り】🔗🔉

いぬ‐ばしり【犬走り】 《犬が通れるほどの空間の意》築地(ついじ)や城の垣などと溝・堀との間に設けられた通路状の空き地。建物の外壁面を保護するために、その周りの地盤をコンクリートや砂利で固めた所。堤防・護岸などの斜面の下の、側溝との間の狭い平らな所。土砂の流入を防ぐ。小走りに走ること。「一時(ひととき)三里―日暮れまでにはもどってくる」〈浄・歌祭文〉

いぬ‐はりこ【犬張(り)子】🔗🔉

いぬ‐はりこ【犬張(り)子】 犬をかたどった張り子のおもちゃ。子供の魔よけとして、宮参りの祝い物にもする。→犬箱

いぬはりこ【狗張子】🔗🔉

いぬはりこ【狗張子】 仮名草子。七巻。浅井了意著。元禄五年(一六九二)刊。中国の小説「続玄怪録」「博異志」などを題材にした怪奇説話など四五編を収録。「御伽婢子(おとぎぼうこ)」の続編。

いぬ‐びえ【犬×稗】🔗🔉

いぬ‐びえ【犬×稗】 イネ科の一年草。道端や水田に生え、高さ〇・六〜一メートル。葉は線形。夏、穂を出して、緑色の花を多数つける。さるびえ。のびえ。

いぬ‐ひと【犬人・×狗人】🔗🔉

いぬ‐ひと【犬人・×狗人】 上代、犬のほえ声をまねて発し、宮廷を警備した隼人(はやと)。「汝(いましみこと)の俳人(わざびと)たらむ。一に云はく、―」〈神代紀・下〉

いぬ‐びゆ【犬×🔗🔉

いぬ‐びゆ【犬× ヒユ科の一年草。道端にみられ、高さ約三〇センチ。全体に柔らかく、葉はひし状卵形。夏から秋、緑色の小花を穂状につける。

いぬ‐びわ【犬××杷・天果】‐ビハ🔗🔉

いぬ‐びわ【犬××杷・天果】‐ビハ クワ科の落葉低木。暖地に自生。葉は倒卵形。雌雄異株。春、イチジク状の花をつけ、熟すと黒紫色になり、食べられる。こいちじく。いたび。《季 夏》

大辞泉 ページ 1050