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いのもと‐そう【井の許草】ゐのもとサウ🔗🔉

いのもと‐そう【井の許草】ゐのもとサウ イノモトソウ科の多年生のシダ。石垣やがけなどに生える。胞子葉は長さ二〇〜六〇センチ、洋紙質で細長い羽片に分かれ、葉の縁が反り返って胞子嚢(ほうしのう)群を覆う。栄養葉は縁に不規則なぎざぎざをもつ羽片で、ともに軸の間に翼がある。とりのあし。

いのり【祈り・×祷り】🔗🔉

いのり【祈り・×祷り】 神仏に請い願うこと。祈祷(きとう)。祈願。「―を捧げる」能の働事(はたらきごと)の一。山伏や僧(ワキ)が鬼女(シテ)を降伏するさまを演じるもの。小鼓(こつづみ)・大鼓(おおつづみ)・太鼓・笛で奏する。「道成寺」「葵上」などにみられる。祈働(いのりはたらき)狂言の型の一。山伏が印を結び、数珠(じゆず)をもんで祈るもの。

いのり‐あ・げる【祈り上げる】🔗🔉

いのり‐あ・げる【祈り上げる】 [動ガ下一]いのりあ・ぐ[ガ下二]「祈る」の謙譲語。多く手紙文に用いられる。「御自愛なさいますよう―・げます」

いの・る【祈る・×祷る】🔗🔉

いの・る【祈る・×祷る】 [動ラ五(四)]《動詞「の(宣)る」に接頭語「い(斎)」が付いてできた語》神や仏に請い願う。神仏に祈願する。「家内安全を―・る」「―・るようなまなざし」心から望む。願う。「成功を―・る」「無事を―・る」 [可能]いのれる

イノンド🔗🔉

イノンド (スペイン)eneldoから》セリ科の多年草。葉は羽状に切れ込む。夏、黄色い小花を多数つける。果実は楕円形で平たく、翼があり、ピクルスなどの香辛料や薬用にする。南ヨーロッパやイランの原産で、江戸中期に渡来。姫茴香(ひめういきよう)。ディル。

い‐は【異派】🔗🔉

い‐は【異派】 自分の流派と違う他の流派。別に立てた一派。別派。

い‐ば【射場】🔗🔉

い‐ば【射場】 弓を射る練習をする場所。弓場(ゆば)。矢場。で射手の立つ位置。

い‐ば【意馬】🔗🔉

い‐ば【意馬】 心の働きが盛んで静まらないことを、走る馬にたとえていう語。

い‐はい【位×牌】ヰ‐🔗🔉

い‐はい【位×牌】ヰ‐ 死者の戒名・法名などを記した木の札。禅僧によって中国からもたらされ、江戸時代に一般化した。

位牌を汚(けが)・す🔗🔉

位牌を汚(けが)・す 祖先の名誉を傷つける。

大辞泉 ページ 1063