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いぶか・る【×訝る】🔗🔉

いぶか・る【×訝る】 [動ラ五(四)]《古くは「いふかる」とも》疑わしく思う。怪しく思う。「不審な挙動を―・る」「機械がたてる異音を―・る」はっきりしないので気がかりである。心もとなく思う。「目標の達成を―・る」

いぶき【×伊吹】🔗🔉

いぶき【×伊吹】 ヒノキ科の常緑小高木。東北地方南部から南の山地に自生。樹皮は赤褐色で縦に裂ける。枝の下部の葉は針状であるが、先の方はうろこ状。雌雄異株。四月ごろ、楕円形の雄花、紫緑色で球状の雌花をつける。生け垣や盆栽に用い、カイヅカイブキ・タマイブキなど多くの品種がある。かまくらいぶき。いぶきびゃくしん。びゃくしん。

いぶき【伊吹】🔗🔉

いぶき【伊吹】 滋賀県北東部、坂田郡の地名。東部は伊吹山地。

い‐ぶき【息吹・気吹】🔗🔉

い‐ぶき【息吹・気吹】 《上代は「いふき」》息を吐くこと。呼吸。生気や活気のあること。「春の―に触れる」「時代の―」

いぶき‐おろし【×伊吹×颪】🔗🔉

いぶき‐おろし【×伊吹×颪】 伊吹山から吹き下ろす寒風。

いぶき‐じゃこうそう【×伊吹×麝香草】‐ジヤカウサウ🔗🔉

いぶき‐じゃこうそう【×伊吹×麝香草】‐ジヤカウサウ シソ科の小低木。山地の日当たりのよい所に生え、地上をはい、高さ三〜一五センチ。全体に香りがある。葉は小さく、対生する。夏、淡紅色で唇形の小花が集まって咲く。百里香(ひやくりこう)。千里香(せんりこう)

いぶき‐とらのお【×伊吹×虎の尾】‐とらのを🔗🔉

いぶき‐とらのお【×伊吹×虎の尾】‐とらのを タデ科の多年草。山地に生え、高さ五〇〜八〇センチ。根茎は肥厚し、黒褐色。茎は枝分かれせず、鞘(さや)状の長い托葉がつく。夏から秋、淡紅色または白色の小花を密に穂状につける。根茎は薬用。

いぶき‐びゃくしん【×伊吹××槙】🔗🔉

いぶき‐びゃくしん【×伊吹××槙】 イブキの別名。

いぶき‐ぼうふう【×伊吹防風】‐バウフウ🔗🔉

いぶき‐ぼうふう【×伊吹防風】‐バウフウ セリ科の多年草。山野に生え、高さ約九〇センチ。茎は直立して分枝する。葉は羽状複葉。夏、白い小花が集まって咲く。

いぶき‐もぐさ【×伊吹×艾】🔗🔉

いぶき‐もぐさ【×伊吹×艾】 伊吹山中でとれるヨモギで作ったもぐさ。

大辞泉 ページ 1070