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とくなが‐すなお【徳永直】‐すなほ🔗🔉

とくなが‐すなお【徳永直】‐すなほ一八九九〜一九五八]小説家。熊本の生まれ。印刷工となり、上京して労働運動に参加。共同印刷争議の体験を「太陽のない街」に描き、プロレタリア作家としての地位を確立。他に「失業都市東京」「妻よねむれ」など。

とく‐に【疾くに】🔗🔉

とく‐に【疾くに】 [副]すぐに。とうに。とっくに。「年歯―六十を越えたれど」〈木下尚江・火の柱〉

とく‐に【特に】🔗🔉

とく‐に【特に】 [副]普通と違って際立っているさま。他からはっきりと区別されるさま。特別。とりわけ。格別。「この夏は―暑かった」「大ぜいの中から―彼を選んだ」「―用事はない」 [用法]特に・殊(こと)に――「今年の夏は特に(殊に)暑かった」など、取り立てていう意では相通じて用いられる。◇「特に」は、「大事なレコードだけど、特にあなたにだけ貸してあげる」のように、他と区別して特別に扱う意であり、この場合「殊に」は用いない。◇「殊に」は「小さい子供は活発なものだが、殊にこの子はよく動く」のように物事の程度が他と比べて一段と高い、という意で用いられる。◇類似の語に「とりわけ」があるが、全般にそうだが中でも、という意で「特に」「殊に」と同じように使われる。

とく‐にち【徳日】🔗🔉

とく‐にち【徳日】 衰日(すいにち)をいう忌み詞。万事につけて忌みつつしむべき日。とくじつ。

とく‐にん【特認】🔗🔉

とく‐にん【特認】 [名]スル特別の場合に限り、事情を認めて許すこと。「遅刻を―する」「―待遇」

とく‐にん【徳人・得人】🔗🔉

とく‐にん【徳人・得人】 とくじん(徳人)裕福な人。金持ち。有徳人(うとくにん)。「財に飽き満ちて、あさましき―にて」〈今昔・二六・一二〉

どく‐にん【独任】🔗🔉

どく‐にん【独任】 [名]スル職務を、ひとりの人に専らまかせること。

どく‐にんじん【毒人参】🔗🔉

どく‐にんじん【毒人参】 セリ科の越年草。高さ約二メートル。茎に紅紫色の斑点があり、葉は羽状に細かく裂けている。夏、白色の小花が多数咲く。有毒。特に果実にアルカロイドのコニインを多量に含み、古代ギリシアでは罪人の死刑に用いた。ヨーロッパやアフリカの原産で、薬草として栽培。コニウム。

どくにん‐せい【独任制】🔗🔉

どくにん‐せい【独任制】 行政機関が一人の者で構成される制度。各省大臣・都道府県知事など。単独制。合議制。

大辞泉 ページ 10795