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いまむら‐あきつね【今村明恒】🔗🔉

いまむら‐あきつね【今村明恒】一八七〇〜一九四八]地震学者。鹿児島の生まれ。東大教授。関東大震災直前にその可能性を予告。震災後地震学会を創立、会長となる。地震学の発展、震災予防運動に尽力。著「理論・応用地震学」「鯰のざれごと」など。

いま‐むらさき【今紫】🔗🔉

いま‐むらさき【今紫】 赤みの少ない鮮やかな紫色。古代紫に対していう。

いまむら‐しこう【今村紫紅】🔗🔉

いまむら‐しこう【今村紫紅】一八八〇〜一九一六]日本画家。横浜の生まれ。本名、寿三郎。松本楓湖(まつもとふうこ)に師事し、紅児会を結成。大胆な技法と構図、新鮮な色彩感覚で近代日本画革新に貢献。

いまむら‐ちしょう【今村知商】‐チシヤウ🔗🔉

いまむら‐ちしょう【今村知商】‐チシヤウ 江戸初期の数学者。河内の人。通称、仁兵衛。毛利重能に和算を学び、独自に研究。生没年未詳。著「竪亥録(じゆがいろく)」「因帰算歌」など。

いまめ‐がし【今芽×樫】🔗🔉

いまめ‐がし【今芽×樫】 ウバメガシの別名。

いま‐めかし・い【今めかしい】🔗🔉

いま‐めかし・い【今めかしい】 [形]いまめか・し[シク]《動詞「いまめく」の形容詞化》現代的でしゃれている。現代風である。「明治二十年代でも―・い洋服を着ていたのであろう」〈芥川・点鬼簿〉にぎやかだ。「女官ども内侍ども参りつつ、―・しう人騒がしきに」〈源・真木柱〉軽薄だ。きざっぽい。「心にくく奥まりたるけはひは立ちおくれ―・しき事を好みたるわたりにて」〈源・花宴〉わざとらしい。「これは―・しき御諚にて候」〈謡・夜討曾我〉 [派生]いまめかしげ[形動]いまめかしさ[名]

いま‐め・く【今めく】🔗🔉

いま‐め・く【今めく】 [動カ四]いかにも当世風ではなやかなさまである。現代風である。「律(りち)の調べは…すだれの内より聞こえたるも、―・きたるものの声なれば」〈源・帚木〉

いま‐もって【今以て】🔗🔉

いま‐もって【今以て】 [副]今になってもなお。いまだに。「―消息不明である」

いまものがたり【今物語】🔗🔉

いまものがたり【今物語】 鎌倉時代の説話集。一巻。藤原信実(ふじわらののぶざね)の作といわれる。延応元年(一二三九)以後の成立か。和歌・連歌・恋愛など上流男女の話題を中心に和文体で記す。

いま‐や【今や】🔗🔉

いま‐や【今や】 [副]《「いま」+強意の間投助詞「や」から》今こそ。今まさに。「―決断の時」今にも。「―沈もうとしている」今では。今はもう。「―一流の作家だ」〔連語〕《「や」は疑問の係助詞》今…か。今…するか。「雪のうちに春はきにけり鶯(うぐひす)のこほれる涙―とくらむ」〈古今・春上〉

大辞泉 ページ 1092