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名が有・る🔗🔉

名が有・る その名をよく知られる。「いずれ―・る人の筆跡だろう」

名が売・れる🔗🔉

名が売・れる 世間によく名を知られる。有名になる。「作家として―・れる」

名が通・る🔗🔉

名が通・る 広く名が知られる。有名である。「全国的に―・った企業」

名が流・る🔗🔉

名が流・る 名が世間に広まる。評判が広まる。「滝の糸は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ」〈拾遺・雑上〉

名に負・う🔗🔉

名に負・う 名に、その実体を伴う。また、その名とともに評判される。「―・う親知らず子知らずの難所」「大伴の氏と―・へる大夫(ますらを)の伴」〈万・四四六五〉

名に聞・く🔗🔉

名に聞・く うわさに聞く。音に聞く。「まことにて―・くところ羽根ならば飛ぶがごとくに都へもがな」〈土佐〉

名にし負・う🔗🔉

名にし負・う 《「し」は強意の副助詞》「名に負う」に同じ。「―・う富士の高嶺」「―・はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」〈伊勢・九〉

名に背(そむ)・く🔗🔉

名に背(そむ)・く 実体が名と一致しない。名声に反する。「日本アルプスの―・かない大景観」

名に立・つ🔗🔉

名に立・つ 評判になる。「―・ちて伏見の里といふことはもみぢを床に敷けばなりけり」〈後撰・雑四〉

名に流・る🔗🔉

名に流・る 名が世に広まる。名高くなる。「うつろはぬ―・れたる川竹のいづれの世にか秋を知るべき」〈後撰・雑四〉

名に旧(ふ)・る🔗🔉

名に旧(ふ)・る 古くからその名が知られている。「ここぞ―・る鈴の森最期場」〈浄・八百屋お七〉

名は実(じつ)の賓(ひん)🔗🔉

名は実(じつ)の賓(ひん) 《「荘子」逍遥遊から》徳が主で、名誉は客であること。名誉は徳に伴うべきものであること。

名は体(たい)を表す🔗🔉

名は体(たい)を表す 名はそのものの実体を表している。名と実は相応ずる。

名も無・い🔗🔉

名も無・い 特に名を呼ばれて注目されるほどではない。また、人に知られるほどの名をもたない。「道端の―・い花」「―・い一介の学生」

名を揚・げる🔗🔉

名を揚・げる 名声をあらわす。有名になる。「俳優として―・げる」

名を売・る🔗🔉

名を売・る 名を広く世間に知れ渡るようにする。「ヒットメーカーとして―・る」

大辞泉 ページ 11068